約 3,642,683 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/668.html
※何の罪も無いゆっくりがナニでアレされます。そういうのが苦手な人は回れ右。 森の中を歩いていると、ゆっくりれいむを見かけた。 その瞬間、勃起したのでとりあえずお決まりの挨拶をしてみた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!おじさんはゆっくりできるひと?」 主の本能に従ってお約束の返事をするゆっくりれいむ。 おじさんって年ではないのだけれど、そんなことをいちいち気にする性分でもないので軽く聞き流す。 「すごくゆっくりできるひとだよ!だかられいむのおうちにつれていってね!」 「うん!れいむのかぞくといっしょにゆっくりしようね!」 警戒心が無さ過ぎるぜ。しかしそのピュアハートが良いんだな!! というわけで、俺はゆっくりれいむの家族の待つ家へ向かうことになった。 「ただいま、みんな!れいむがゆっくりかえってきたよ!」 「「「「おかえり、おかあさん!れいむたちゆっくりおるすばんしていたよ!」」」」 「おかえり、れいむ!まりさもゆっくりあかちゃんをまもっていたよ!」 そのれいむの家はかつて人間が使っていたと思しき木造の小屋だが、ゆっくりの言えとしては破格の大きさだった。 そこにいたのは子れいむと子まりさが2匹とにんっしん中のゆっくりまりさが1匹。 「ゆ?おじさんはゆっくりできるひと?」 「そうだよ!ゆっくりできるひとだよ!」 そう言うと小屋に備え付けられた棚にあった釘と金槌とベニヤ板で、壊れてしまって押すだけで開いてしまう扉を即座に封印した。 「ゆゆっ?」 何をやっているのかよくわからないらしく、興味津々のゆっくりたち。 そんなゆっくりたちを尻目に作業を終えた俺はすぐさまズボンと下着をずり下ろしていきり勃ったイチモツの封印を解く。 「だから、おじさんとゆっくりシようね!」 そう叫ぶや否や、近くにいた子れいむを掴むとその可愛らしい口に俺の白楼剣を突き立てた! 「んぐっ!?」 「ゆゆっ!おじさん、なにするの!?」 すぐさま抗議する母れいむだったが、口にナニを入れられた子れいむの表情を見せてやるとすぐに黙りこくった。 そりゃそうだろうな。親だったら子どものこんな嬉しそうな表情を見せられたら文句なんて言えなくなる。しょせんゆっくりだし。 「どうだい、れいむ。お兄さんのぺにぺには甘くて美味しいだろう?」 「うん、おいひぃ~。あまあま~♪」 実はこんなこともあろうかと毎朝起きたらMy白楼剣に潤滑剤として蜂蜜を縫っているのだッ!! それはさて置き、その言葉を聞いたとたん、子ゆっくりたちが俺の下に殺到する。 「れいむもあまあまー!」 「「あまあまぺにぺにはまりさのものだぜ!」」 「おいおい、お兄さんのぺにぺには一つしかないんだぜ?」 と、俺が困っているのをお構いなしに子どもたちはぺにぺに争奪戦を始めてしまった。 しかし、こんなことで俺の憩いのひと時が邪魔される訳にはいかない。だから・・・ 「よ~し、しかたない!お兄さんが4匹全員いっぺんに相手してあげるよ!」 そう言うと、一匹の子まりさを空いているほうの手で掴んで、俺の顔に近づけ・・・ 「まりざああああ!!がわいいいよおおおおおおおおおお!!!」 と、アリスっぽく叫びながら子まりさの口に舌をねじ込んでやった。 「ゆ!?」っと驚き、またしても抗議しようとする母れいむにまた、子どもの表情を見せてやる。 「ゆ!・・・あまあまらぜ!」 口の中には飴が入っているので、こっちもあまあまだ。 さらに残りの2匹を足で押さえつけると、要石でも止められそうにない、激しく、荒々しく、それでいて慈愛に満ちた地震を発生させた。 「ゆぎゃ!おじさんなに・・・ゆぅ~ん、ゆっゆっゆ・・・」 「ゆ!?ゆぅぅぅぅぅううぅぅ・・・ゆっゆっゆっゆ・・・」 ゆっくりのそれとは違う、絶妙な緩急と多彩な振動、そして時には焦らしも交えたをテクニックの前に子どもたちはあっという間にヘブン状態! あっという間に子ゆっくりたちは何かよくわからない汁で体中をぬらぬらとてからせ、にちゃにちゃと淫靡な音を小屋中に響き渡らせる。 何度か親ゆっくり2匹が俺にこの行為をやめさせようとしていたが、その度に幸せそうな表情の子どもを見せつけられては押し黙ってしまうだけだった。 「ゆううううううう・・・きもぢいいいいいいい・・・・」 「いぐぅうぅぅぅぅ・・・いっぢゃうううううう・・・!」 「あまあま~、ゆっゆゆぅぅぅぅうう・・・ちゅぱ・・・」 「あまあまだぜ・・・にちゃ、ぷちゅ・・・ゆうううううう・・・」 イチモツと舌を咥えている子ゆっくりたちにも本人があまり意識しない程度に振動を与えているので、すでに発情モード、もうすぐオーガズムに達するだろう。 勿論、俺もナ☆ 続く、はず? ---あとがきっぽい何か--- 今回はゆっくりとせっくる。 多分この後は母ゆっくりを母まりさの前で自分のテクニックの虜にしたり、 口だけじゃ物足りなくなって子どもたちの体に穴を開けたり、 最終的に母まりさの産道を犯したりする予定、のようなそうでないような? byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2382.html
ゆっくりデパート 作 キャベツ頭 街にゆっくりが現れてはや数ヶ月、ゆっくりを飼うのがブームになりつつあった。 そこで、我が家もゆっくりまりさを飼いはじめたのだ。 「おにいさん!」 「何だい、まりさ」 「まりさ、でぱーとにいきたいよ」 「デパートって、買い物でもするのか?」 「そうだよ!でぱーとには、たべものも、おもちゃも、なんでもそろってて、 とってもゆっくりできるんだよ!まりさいきたいよ」 「うーん、デパートは基本的に、どこもペット禁止だからなあ…」 「ゆ゛ッ!おじいざんびどいよ!!ばじざべっどじゃないっもん!!!」 「今お爺さんって言った?まあいいけど…。それより、泣くほど行きたいんだな。 わかったわかった、何とかしてやるから、泣き止んでくれ。うんうんが漏れてるぞ」 「ゆ゛っっ!ぽんとう!!おにいざんだいずぎ!!だーいずっぎ!! ばでぃざ、うんうんじでぐるね!!」 「もうしちゃってるだろ…」 古くなった餡子は、ゆっくりに言わせると臭く、汚く、ゆっくりできないものらしい。 それゆえ、うんうんと呼び習わしているようだ。 うちでは、ラップを敷きつめたクッキー缶に、そのうんうんをさせているが、 しつけを施す前は、あたり構わずうんうんをひり出し、 「うんうんだらけでゆっぐじでぎないいいい」とか言っていた。 翌日。僕は隣近所の人々に、「ゆっくりデパート計画」を打ち明けた。 近くの空き地に、食べ物やおもちゃをたくさん陳列し、 本物のデパートそっくりに仕立て上げる。 ゆっくりごときの為にそこまでしてやるべきかと悩んだのだが、 何だか面白い物が見られそうだと、神様が教えてくれたから実行するのだ。 数日後の試験オープンのため、僕たちは会場設営に奔走した。 「まりさ、今度デパートへ行かないか?」 「ゆっ?おにいさん、まりさいきたいよ!たべものたくさんかって、 おもちゃもたくさんかいたいよ!でぱーといきたい!」 「よしよし、それじゃ一緒に行こうな。お友達も呼んでもいいぞ」 「ほんとう!それじゃ、なかよしのれいむもよんであげるよ! ゆぅ~、たのしみ!」 「よしよし、それじゃまりさとれいむと一緒だな。 それはそうとお前ら、予算はどのくらいなの?金持ってるか?」 「ゆっ?よさん?おかね?まりさはいちもんなしだよ!!」 「一銭も持ち合わせてないのか。それじゃお前、デパートに行っても、 何も売ってもらえないぞ。デパートは金持ちの味方なんだから」 「ゆ゛ん゛っっっ゛!!!!うぞ!!うぞだ!! ばじざ、いっばいかうん゛だいっ゛ほーせぎも゛ゆびわ゛も、 ねっぐれずもいっばいがうのっ゛っ!!!いっばいみついで、 ぜいぶどずっぎりずるんだもんっっっっっっ゛!!!!!!」 「お前、そのれいむとは分かれるべきだろ常識的に…」 顔を真っ赤にして、すごい勢いで飛び跳ねるゆっくりまりさ。 『アゴの下のぺにぺに』が、激しく勃起している。 ゆる~く溶いた葛湯っぽい、ヌラヌラした半透明の汁が床に広がりはじめる。 そんなバイオ饅頭をなだめすかし、子供銀行発行のお札やコインをやって、 ゆっくりさせるまで、数時間かかった。 そして、出発の日。ゆっくりまりさの「飼いゆっくり証明バッジ」を確かめ、 会場の空き地へと向う。まりさは上機嫌で、知り合いの女性が飼っている、 ゆっくりれいむと合流してからは、発情したようになってしまった。 「まりさ、ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっ、でいむ!!!ゆっぐりじでいっでね!!!」 「ゆゆ~ん、まりさ、きょうはれいむにいっぱいかいものさせてね!!」 「もちろん、もっぢろん、だよ、ぜいぶ!!! ま゛りざ、いっばいはたらいて、よさん、ためたんだもん゛、 ねっ、おにいざんっ!!!」 「あ、ああ。そうだね。頑張ったね」 「ゆっふぅ~ん、まりさ、こんやをおたのしみにね!!!」 「ゆヒッ!!!!!!!!!」 バチッとウインクをかます、しもぶくれいむ。 ヌラヌラの液が出る前に、僕はまりさの帽子を奪い取って、 気を逸らすことに成功した。紆余曲折あって、会場に到着すると、 そこにはゆっくりの飼い主と、飼いゆっくりによる行列が出来ていた。 「ゆぅ~ん、すごいぎょうれつだね、おにいさん… これじゃ、まりさたちのかうものがなくなっちゃうよ!!ぷんぷん!!」 へちゃむくれた饅頭顔を、ぷくーっとふくれ上がらせるまりさ。 れいむは涼しい顔で、お姉さんと買い物の計画を立てている。 行列が動き始めた。ここで重要なことをまりさに教えてやらねばならない。 「まりさ、良く聞けよ。買い物はお前たちだけでするんだ」 「ゆっっ!?おにいさんはついてきてくれないの!? どぼじで!!!!!!!!!!!!!」 「すぐ泣こうとせずに、最後まで聞けよな。 これはお前達のためにしつらえたものなんだから、お前達だけで楽しむのが道理だ。 れみりゃが来ないように、テントを張った上からネットもかけてあるし、 心配事は何もない。ゆっくり楽しんできなさい」 「ゆぅ~ゆっくりりかいしたよ。それじゃ、いってくるよ。 れいむ、まりさといこ!!」 「ゆっくりどうはんするよ!!!」 キャバ嬢か、お前は。まあうちのまりさだって、アブラハゲオヤジみたいなもんだが。 それはともかく、ゆっくりの群れが、会場になだれ込んでいった。 飼い主は「買い物」の様子を、会場内の監視カメラの映像で確認するのだ。 お楽しみはこれからである。 「ゆぅ~たべものがたくさんあるね、れいむ! まりさがなんでもかってあげるからね!!!」 「ゆっ!れいむあまあま~なのがたべたいよ!!! ゆっくりしないでもってきてね!!!」 「ゆっくりといそいでりかいしたよ!!」 ゆっくり達に言わせれば、「美しい」れいむにお熱のまりさ。 脱兎の如く駆け出し、あまあまの陳列棚に突進する。 角砂糖にハチミツ、キャラメル、各種のケーキ、和菓子もある。 「ゆぅっ!まりさ、おいしそうなあまあまがいっぱいだね!! きょうはすごくゆっくりできそうだね!!」 「うん、ゆっくりしてこうね!!」 会場になだれ込んだゆっくりは、うちのも含めて、 思うさまゆっくりしはじめた。棚のものを、舌でなめとっていく。 ゆっくりの舌は伸縮性のある煉り羊羹で、唾液はぎとっとした水飴だ。 お菓子の包み紙を意に介さず、「あまあま~」とむさぼる、共食いまんじゅう。 「れいむ、きょうはまりさが、れいむにぷれぜんとしてあげるよ!! なんでも、ほしいものをいってね。ききんぞくでも、ごちそうでもいいよ!!」 「ゆぅ~、れいむは『ねっくれす』がほしいよ!! あっちのうりばにあるみたいだから、そこでゆっくりえらばせてね!!」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 二匹のまんじゅうが、ころころと移動した先は、子供用アクセサリーを、 それらしく陳列してある、ショーケースが並ぶブースだ。 こうした光り物に目がないれいむは、ほくほく笑顔で品定めをはじめた。 「ゆっ!!きれいなほうせきさんでいっぱいだね!! れいむ、なんでもすきなのえらんでいいからね!!!」 「まりさはちょっとうるさいよ。れいむしんけんなんだからだまっててね!」 「ゆぎゃん!!!ひどいよ!!でいぶ!!!!!」 まりさは滂沱の涙をながしている。精神不安定なキモまんじゅうをよそに、 れいむは「ぷれぜんと」を決めたようだ。 「ゆ~まりさ、このゆびわさんがいいよ!!ゆっくりとれいむにかってね!!!」 「ゆっ…ゆぐっ……ゆっぐり、りがいじだよ…」 れいむの要求には、即座に応える殊勝なバカまりさ。 泣き顔が一転して、勇ましい表情を浮かべ、売り子のお姉さんに話しかける。 「おねえさん!!まりさこのゆびわさんがほしいんだよ!! おかねならあるから、ゆっくりしないでまりさにうってね!!!」 「分かりました、お客様。こちらの指輪は10万円になりますが、 ご予算の方は足りてらっしゃいますか?」 「ゆっ!!まりさをみくびらないでね!!まりさおかねもちだもん!!」 ふんぞり返って、口内に隠していた金銭を、じゃらっとばら撒いたまりさ。 生温かい水あめまみれのそれは、湯気を立てている。気色悪い。 「あの、お客様…数えさせていただきましたところ、これではとても足りませんわ。 10万円どころか、1万円もありませんよ」 「ゆぶっ!?おねえさん、うそつかないでよね!!ちゃんとかぞえてよね!! まりさ、きょうのためにおしごとがんばったんだよ!! まりさのぼーなすなんだから、たりないわけないでしょおおおおおっ!!!!」 「そう言われましても…1000円札が1枚に、100円玉と10円玉が一枚ずつ。 これでは、1110円にしかなりませんよ」 「ゆあああああああああ!!!!!だりなぐない!!!!!だりなぐない!!!!! ばりざ、おーがねもぢだもんっ!!おぐまんちょーじゃだもんっ゛っっ゛!!! かねのぢがらで、ぜいぶのあ゛い゛をがうんだもんっっっっ!!!!!」 愕然とし、みにくくも泣き喚きはじめるまりさ。事実を嘘で塗り固めたうえに、 金でれいむの愛を買おうとする汚い計画を吐露している。 もしや、ゆっくりブレインが何かの病気にかかっているのではないか。 片想い相手のれいむの白けた視線も届かず、満たされない肉欲のただなかで、 あえぎ、のたうち、絶叫する肉まりさ。これは新種のゆっくりなのでは。 「ゆぅ~まりさ、れいむもういいよ。もっとやすい、およーふくがいいよ」 「ゆびっ!ゆびっ!びびっ!でいぶ!!でいぶ!!!でいぶやざじい!!! ばりざにやざじいでいぶ、だいずっぎ!!!!!! ぽうせきさんをうっでぐれないばばあはじね!!!!」 鼻汁をすすりあげ、女性店員に悪態をつき、その場を去る二個のまんじゅう。 次に訪れた、「ふじんふく」売り場は、大勢のゆっくりでごった返していた。 「まりさ、れいむはあのぴんくのりぼんさんがほしいよ」 「わかったよ、れいむ!!まりさゆっくりとげっとしてくるね。 きたいしてまってていいからね!!!」 とは言うものの、会場はまさしく、「争奪戦」の様相を呈している。 人間世界にもよくある、「おばちゃん同士のセール品奪い合い」の構図である。 ゆっくりたちが押し合いへしあいしている会場へ、まりさは突進した。 「ゆっ!ゆっくりそこをどいてね!!」 「このまふらーはれいむのものだよ!!じゃましないでね!!」 「ゆっくり!!ゆっくりさせてね!!!!」 「あがぢゃん!!!どごいっだの!!!!!」 「ゆっ!!おさないで!!おさないで!!!」 ゆっくりは欲望に忠実な生き物であり、他者への配慮といったことを知らない。 道徳観念に乏しく、そういう意味では究極の利己主義者なのだ。 そんなバカまんじゅうが一堂に会して、品物の奪い合いをはじめれば、 どんな事態になるものか、想像に難くないといえるだろう。 目的の品をつかんだはいいが、別のゆっくりに奪い取られる者。 つまづき、後続のゆっくりに踏み潰される者。 目的もなく、ものめずらしさから「ゆっくりだかり」に近づき、 もみくちゃにされる者。 子供連れでやってきて、案の定、生き別れの目に遭う一家。 事実、会場には、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されていた。 「ゆっぐ!!ゆっぐじざぜで!!でいぶおうじがえるっっ!!!」 「ふま゛ないで!!ぶまないべっっ!!!あんごがああああああ!!!!」 「やべでっ!!やべで!!!!あがぢゃんふん゛でるうううううううう!!!!!」 「い゛やああああああああああっぶぎ!!!!!!!!」 夕暮れ時、「ゆっくりデパート」はお開きとなった。 速やかに会場の施設が撤去された後には、つぶれたゆっくりだけが残された。 しかし、どうやらうちのまりさと、友達のれいむは生き残ったようだ。 ただ、まりさの方は、帽子はボロボロ、髪はストレスで抜け落ち、 歯は数本ばかり残して、へし折れ、片目が潰れていた。何があったんだ。 「お~、まりさ。どうだ、楽しかったか?」 「………」 「れいむ、どうだったの?来て良かったでしょう」 「………」 二個の饅頭は答えず、ぷるぷると小刻みに震えるばかり。 ただ、れいむは帰り際に一言、まりさを痛罵してみせた。 「まりさはうそつきだよ!!!ちっともかっこよくないよ!!! まりさのさぎし!!れいぷま!!もうかおもみたくないよ!!!! まりさのはげまんじゅう!!!!はぬけ!!!! かたっぽだけでもいやらしいめつきだね!!!!!」 家に帰り着いた途端、火のついたようにまりさが泣き始めた。 「ゆぎゃあああああああああああん!!!!ぎゃび、どぅびっ!!!! ぎゃいいいいいいいいい!!!ゆぎゃおおおおおおおおおお!!!!!」 「なんだなんだ、うるさいな」 「おじいざん!!!!びどいよ!!!!おじいざんのぜいで、ばじざだぢ、 ぢっどもゆッぐじでぎながっだんだもんッ!!!!!!ぎぎぎいいぃぃ!!!」 「そんなこと言ったって、俺たちは精一杯……」 「うぞだっ!!うぞだもんっ!!!おじいざんがちゃんとやっでぐれでだら、 ばりざいまごろ、でいぶどずっぎりじでるもんっっ!!!!! いま゛ごろ、ざんがいめ、とつ゛に゛ゅうじでるもんっっ!!!!」 「そこまで計算してたのか…」 愛しいれいむに愛想を尽かされ、敗北感と、肉体的ダメージに打ちひしがれたまりさ。 それから夜中まで、まりさはずっと泣き続けた。何もかも、僕のせいにして。 れいむを抱きたかっただの、性欲を持て余すだの、かっこ悪いところを見せただの、 レイプ魔って言われただの、片目が見えないだのと、叫び続け、汁を垂れ流し続けた。 そのせいで、隣のカミナリ親父をたたき起こしてしまい、 まりさは一升瓶でたたきつぶされてしまった。「ゆじゅ」とか言って。 友達のれいむは、今も元気に暮らしている。今度は別のゆっくりをひっかけたようだ。 僕はと言えば、二度目のゆっくりデパート開店を目指し、計画を練っている最中である。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/292.html
出来た・・・。ゆっくりれいむはゆっくりしながら感慨に浸っていた。 ゆっくりのゆっくりによるゆっくりのための安住の地、ゆっくりハウス。 ゆっくりれいむそのままのゆっくりな外観、 ゆっくりできるのに十分、いやゆっくりにはかなり大きすぎるほどのゆとりあるスペース、 ゆっくりの安全を確保する強度のある壁。 ゆっくりがどうこしらえたのかはさておき、実に完成度の高いゆっくりした住居だ。 「これでゆっくりできるね!」 さっそくゆっくりまりさたちと落成記念ゆっくりと洒落込もう。そう思うとゆっくりれいむは今夜のためのご馳走を調達しに向かうのだった。 たっぷりごちそう(といっても果物程度)をもって帰り、ゆっくりハウスにもどってきたれいむ。しかし戸を開けると、思わぬ先客がいた。ヒトだ。 「おう、ゆっくりさせてもらってんぞ」 「ゆ、ゆっくりしていってね!!」 「そうさせてもらってる、狭いな」 ・・・反射的に挨拶をしてしまったが、これは困った。どうも留守の間に勝手に上がりこんで来たらしい。ゆとりがあるとはいえゆっくり用の住居にヒトが入るとは・・・いや、感心している場合じゃない。 「こ、ここはれいむのおうちだよ!!おじさんはゆっくりできるひと?」 「おーそうかそうか。俺はゆっくりできる人だ。見ての通り、今ゆっくりしてるだろ?」 確かにムカつくぐらいにゆっくりとゴロゴロしてくれている。が、れいむにとってはちっともゆっくりではない。 「いやー住むところがなくてなぁ、今日の寝床はどこにすんのか物色してたらこれだろ?つい入っちゃってなーはっはっは」 勝手に上がりこんでおいて今晩とまらせろとでも言うのだろうか。たまったものではない。落石記念どころか、こんなデカいヒトがギチギチに入っていては一人でも満足にゆっくりできやしない。少々気の毒だが、寝床は他に探してもらうことに・・・。 「お、なんだメシまであるじゃないか。ひとつもらうかな」 「ゆ?!おじさんこれはれいむn・・・」 「まぁまぁまぁまぁいただきまーす。あーん」 そういうとヒトはれいむのもっていたりんごを奪い取り、あっさり口に運ぼうとする。 「おじさんやめて!!それはれいむの!!おじさんのじゃないの!!」 「うっせーなちょっと黙ってろ」 そういうとヒトは片手でれいむの頭・・・もとい体を押さえつけ、もう片方の手でむしゃむしゃとりんごを頬張る。くやしい。しかし、かなわない。 「ゅー!!ゆー!!おじさんひどい!!」 「んー、まぁまぁかな。まだあるみたいだからもらっとくぜ」 「ゆっくりやめてよね!!」 「そうかーゆっくりかー。じゃぁ全部食う頃まで時間をかけて、ゆっくりやめてやるよ。なーんてなハハハ」 れいむはつぶれるかつぶれないかギリギリの圧力に押さえつけられながら、持ってきたご馳走を全部平らげてしまった。 「あー食った食った。ちょっと横になるかぁ」 そういうとヒトはずうずうしく横になる。そのとき。 クシャッ。 ヒトの足元で音がした。 「ん?なんか踏んだか?」 「ゆっ!?」 ゆっくりれいむの大切にしていた、お母さんのリボンが踏んづけられていた。 「なんだゴミか」 「ゆー!!ゴミじゃないよ!!おかあさんのリボンだよ!!」 「へー、そいつぁわるいことしたなーごめんなさーいっと」 もう我慢ならない。勝手に居座られて、ご馳走は食われて、宝物は汚れてしまった。有無を言わさず出て行ってもらうしかない。 「おじさんとはゆっくりできないよ!さっさとでていってね!!」 「んー、ここ悪くないな。決めた。ここ俺の家な。お前でてけ」 「ゆっ?!」 ・・・な、何言ってんだこいつ。 「ここはれいむのいえなの!おじさんのいえじゃないよ!」 「今俺の家になったんだよ。ゆっくりのくせに、自分らの常套句も分からないのか?いつもいってるだろ、勝手に上がりこんでおいて「ここはゆっくりのいえだよ!!」宣言。だから俺もやるの」 「だ、だってゆっくりはゆっくりだもん!おじさんゆっくりじゃないもん!」 「理由になってねーよバーカ。やっぱしょせん餡子ブレインだなこの糞饅頭が」 ここまでコケにされては、もうだまってはいられない。話し合いで決着がつかないなら、力でねじ伏せるまで。ゆっくりれいむは渾身の力をこめて体当たりをした。 「・・・んー、いいマッサージだー。おいおいゆっくり、そんなんじゃおじさんは痛くも痒くもないなー?」 やはりヒトとゆっくりの差は歴然だった。ダメージは皆無だ。そして。 「ゆっくり、よく覚えとけよ。攻撃って言うのはな、」 ヒトが拳を固めると、 「こうやるんだよ」 ゆっくりれいむに向けて、勢いよく振り下ろした。 「・・・ゅー・・・ゅー・・・」 ゆっくりな外観のゆっくりハウスの玄関、体半分がひしゃげロボトミー化したゆっくりれいむが呻いている。なかではヒトが我が物顔で、新しい寝床に満足しながら眠りこけていた。 「自分の家宣言」を逆にしてみた
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/984.html
ゆっくり釣り ※へら鮒釣り行ってきて思い付いた 「はい、ありがとうございます。存分に楽しんできてください」 店番に金を渡し俺は中へ入る。 大抵釣りは外でやるものだがこの釣りは魚を釣るわけじゃあない。 ゆっくりを釣るのだ。 このゆっくり釣り、最近ちょっとしたブームになっている。 どでかいケースに悠々としているゆっくりを釣る、ただそれだけ。 俺が釣竿のセットをしていると、ゆっくり達が気づいたようで、 「おにいさん!ゆっくりしていってね!」 お決まりの言葉を発する。 更につられて他のゆっくりが煩くテンプレワードを発する。ああ煩い。 俺に挨拶を済ませ他のゆっくりと遊んでいる所で、全ての準備完了。 俺はちょっとしたお菓子をケースの中に放り込む。 「「「「ゆゆっ!?」」」」 ゆっくり達が我先にとお菓子目掛けてゆっくりと走る走る。 一匹が食べ終わると皆してこう言った。 「おにいさん!もっとちょうだい!」 これが俺の必勝法。 あとは釣り針を刺したお菓子を放り込むだけだ。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわぶぇっ!!!?」 一匹のれいむが幸せそうに食べているところを一気に引き上げる。 よし、一匹ゲット。型は小さいが順調順調。 「おにいさん!れいむのこどもかえして!」 涙目で俺に懇願してくるでかいれいむがいた。 どうやらこいつは子ゆっくりだったようだ。 「仕方ないなあ。このお菓子を食べれたら返してあげるよ。」 「ゆ!?おかし!??はやくちょうだい!」 子供はどうしたんだよ。 釣り針にお菓子をセットし、親れいむと正反対の方向に投げ入れる。 隣の人が睨む。あ、迷惑でしたか、すいません。 「そ"っち"し"ゃた"へ"れ"な"い"い"ぃ"!!」 そんなことを何回か楽しんでいた。 ピンポンパンポーン。 アナウンスが流れた。 『休憩タイムです。釣りをしている方はすぐに引き上げて下さい。30分の休憩に 入ります。』 店番が全員引いたことを確認すると、ボタンを押す。 すると、ケースの真上に黒い板がスライドされてくる。 休憩タイムとは、ゆっくり達を寝させる為の時間。 この黒い板で擬似的に夜を造り、ゆっくり達は眠りにつく。 眠ればそれまでのことなど忘れる餡子脳なので、「そんなものにれいむたちはつ られないよ!」なんてことはなくなる。 まあ休憩タイムなどなくても釣れるのだが、休憩タイムは釣り師同士での雑談話 にも使われているので有難い。 30分後、黒板が消えるとゆっくり達は目を覚ます。 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 「おお、ゆっくり釣ってやらあ。」 ゆっくり釣り 完 携帯からだから面倒で、少し短めなのもそのせいです。 とりあえずへら鮒釣り楽しかった。それだけ。 代表作 ゆっくり大福 ゆっくりとりひき1~3(以下続) このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2451.html
うんうん注意。 俺設定注意。 「うんうんをしないゆっくりがいるって知ってるか?」 友人と二人で飲んでいるとこんなことを言い出した。 「いるわけないだろ。俺がトイレのしつけにどれだけ苦労したと思ってんだ」 俺は一匹の子まりさを飼っている。 ペットショップから赤ゆっくりの状態で購入し、育てているのだ。 最初はおうち宣言はするし、しーしー、うんうんは垂れ流すし、それはもう大変なものだった。 が、根気よく教育したおかげで今では自慢の飼いゆっくりとなっている。 俺が苦労したように、他の飼い主やブリーダーもうんうんの躾には苦労させられている。 うんうん自体はただの餡子なので、犬猫のそれよりかは臭いもないしマシなのだが、 それでも汚れることに変わりはないし、ベタつく上に蟻まで集る。 かといってうんうんをしないようにあにゃるを塞げばたちまち病気にかかってしまうので厄介なのだ。 なので『うんうんをしないゆっくり』が存在するという話には耳を疑った。 「それがいるんだよ。俺もこの間手に入れてな、いろいろ調べてみたんだ。 もう一か月にもなるがその間一切うんうんはしてないし、健康にも異常はない。 そのうえそいつはうんうんという概念自体知らないみたいなんだ」 「そいつは見てみたいもんだな」 それを聞くと待ってましたとばかりに友人は目を光らせた。 「そりゃあちょうどいい。実はあいつが他のゆっくりがうんうんするところを見たらどんな反応するか気になっててな。 明日お前の家に連れていくよ」 そう約束を交わし、俺たちは帰途についた。 「ただいまー」 「ゆ!おかえりなさい、おにーさん!」 ぽよんぽよんと跳ねながら子まりさが出迎えてくれた。 「おう、いい子にしてたか?」 「うん、まりさとってもいいこにしてたよ!」 「そうかそうか、ほい、お土産」 「ゆ!ありがとうおにーさん!」 いい子にしていたご褒美にカステラを頭に載せてやる。 すると、目を輝かせながらそのまま居間へと跳ねていった。その後を追いながら明日のことを話した。 「明日、俺の友達がお前の仲間をつれてきてくれるんだそうだ。 仲良くしろよ?」 「ゆ~ゆっくりりかいしたよ♪ あしたはそのことゆっくりするよ♪」 まりさも乗り気のようだ。その日はカステラを食べさせた後、早めに寝かせた。 翌日、友人がゆっくり用のケージを抱えてやってきた。 「こいつだよ」 ケージを覗き込むとそこにはゆっくりれいむがいた。 サイズは成体の少し手前といったところだろうか。心なしかきれいな目をしている。 「こんにちは!ゆっくりしていってね、おにーさん!」 「ああ、こんにちは。 ふむ……一見したところ普通のれいむと変わりないように見えるな」 「ぱっと見はな。だがこいつにはあにゃるがないんだ」 ほらよ、とれいむを抱えて見せてくれた。見事につるつるだ。 「おー、本当だ。 そういやしーしーはどうなんだ?それ用の穴もないみたいだが」 ゆっくりは余分な水分をしーしーとして排出する。 饅頭でできているゆっくりにとって水分過多は命に関わるのだ。 「こいつは目から水分を出すんだよ。普通のと比べて目が潤んでるだろ? もっと水分を出すときには涙を流すんだ」 なるほど、だから目がきれいに見えたんだな。 「あと繁殖方法だがこいつらは身をすり合わせてすっきりする。 つまりこいつらは植物性妊娠だけしかしないんだ」 「なるほど。ま、上がってくれ。うちのまりさもお待ちかねだ」 れいむは友人に下ろしてもらうと「ゆっくりおじゃまするね!」と言ってゆっくりと俺の後をついてきた。 「ほぉ、礼儀正しいもんだな」 「当たり前だ。躾のできてないゆっくりを人の家に上げるやつがあるか。 それに排泄の手間がない分躾も楽だしな」 「そりゃ便利だな」 飼いゆっくりにするにはちょうどいいのかもな。もちろん、それでも他の躾が大変だということに変わりはないが。 「いらっしゃいれいむ!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりさせてもらうね、まりさ!」 駆け寄ってほほをすり合わせるれいむとまりさ。挨拶のようなものだ。 どうやら初対面の印象は良好らしい。 「まりさ、あっちの部屋で遊んであげなさい」 「ゆ!わかったよ!れいむ、ゆっくりついてきてね!」 「ゆゆ!ゆっくりついていくよ!」 そう言ってまりさはれいむを連れて隣の部屋へ行った。 そこはゆっくり専用の部屋となっていて遊具やトイレ、寝床などが置いてある部屋だ。 今いる部屋とは襖続きになっているため様子もよく見れる。 遊んでいるゆっくりたちを眺めながら俺達はせんべいをかじっていた。 「うんうんまでしばらく待たなきゃなぁ」 「ああ、それならそんなに待つことはないと思うぞ。 まりさは朝からまだ一度もトイレ行ってないからな」 「お、そりゃ助かる」 言うやいなや、ブランコで遊んでいたまりさに変化が表れた。 「ゆ、ちょっとおはなさんをつんでくるね!」 「ゆゆ?おはなさんをつんでくるの?」 小走りでトイレに向かうまりさの後を疑問符を浮かべたれいむが追いかける。 「お前どういう表現覚えさせてんだよ。 うちのれいむ絶対勘違いしてるぞ」 「やっぱり普通に言うようにしておけばよかったか……」 だが今回は好都合だ。なんせ目的はれいむがまりさの排泄を目撃することだからな。 ゆっくり用のトイレと言っても四角のトレイに新聞紙を敷いただけのものだ。ばっちり見ることができるだろう。 「ゆっくりうんうんするよ!」 そう言って力むまりさ。新聞紙の上に餡子の塊が落とされていく。 「すっき「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!」……りー?」 すっきりした恍惚の表情を浮かべるまりさとは対照的にれいむが悲鳴を上げた。 それを聞いたまりさはきょとんとしている。 「おい、どうしたんだあれ」 「俺が知るか。様子を見ていよう」 「ばりざぁ!しんじゃだめえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 「ゆゆ!?どうしたのれいむ!?くるしいよ!?」 あれよと言う間にまりさは壁に押さえつけられていた。 「こんなところにあながあいてるなんてしらなかったよ! いますぐなおしてあげるからね!」 そう言ってれいむはさっきまりさが出したうんうんを口に含み、あにゃるへと吹き込んだ。 「なにしてるの!れいむきたないよ!ゆっくりやめてね!やめ、ひぎぃっっ!!!!!??」 「ゆゆ!ぜんぜんはいらないよ!ゆっくりおくちをあけてね!」 「や゛め゛で!うんうんきたないよ!や゛め゛、むぐ!おげぇえ゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 「はいちゃだめだよ!がまんしてのみこんでね!」 「んぐぐぐぐ……!!!」 まりさは口ごと壁に押さえつけられて身動きできなくされてしまった。サイズが違うため逃れようにも逃れられない。 飲み込むまで解放してはもらえないだろう。二匹とも体中うんうん塗れになってしまっており、ひどい状態だ。 「えっと……どういうこと?」 「……あー、多分うんうんを体から漏れ出した餡子だと思ってるんだろうな……。 なんというか、その……すまん」 つまりれいむにとってはあれは治療行為のつもりらしい。 確かに餡子の流出はゆっくりにとって命に関わるものだ。うんうんも傍から見ればただの古い餡子だからな。 うんうんを知らないれいむがそう思っても無理はないのかもしれない。 一方、たまったものではないのはまりさだ。ゆっくりはうんうんやしーしーの臭いを非常に嫌う。 人間にとっての糞便と同じようなものだ。それを口の中に入れられてしまったのだから一溜まりもない。 だがれいむに執拗な圧迫にとうとう飲み込んでしまった。 「ゆ~これでひとあんしんだよ、よかったねまりさ!」 「ゆ……ゆ……」 まりさは俯きになって震えていた。とりあえず生きてはいるようだ。 「とりあえず命に別状はないみたいだから余り気にするな。 俺だって予想外だったし、れいむも悪気はなかったんだしな。ただ今日のところは、な?」 「そうだな……そっとしておいてやらないとな」 そうして友人とれいむは帰っていった。 俺としてはしーしーの場合も気になってはいたんだが、さすがにあの惨状を見せられてはもうそんな気分にはなれない。 とりあえずまりさの様子をみてみることにする。 「おーい、まりさー?ぶじかー?」 「おにーさん……ばりざ……よごされちゃったよ……」 俯きになって表情は読み取れないがまりは泣いていた。 そういえばこいつふぁーすとちゅっちゅまだだったよな。ということはあれが……うわぁ。 「まりさ、お前がどう変わってもおまえは俺のまりさだよ」 「お゛、お゛に゛い゛ざんんんんんんんん!!!」 飛びつかれたおかげで服が涙と鼻水と餡子でぐしゃぐしゃになってしまった。 でも今日は許そう。今日はゆっくり風呂に入れてやって、腹いっぱいケーキを食わしてやろう。 そう俺は思った。 その後しばらくしてうんうんをしないゆっくりはペット市場に出回ることになった。 トイレが必要ないこのゆっくりは爆発的に売れた。 これにより既存のゆっくりは全て排除されるかと思われたがそうはならなかった。 手間暇がかかるゆっくりほど愛着を感じる人間と一部のマニア、そして虐待のバリエーションをうんうんに求めた虐待お兄さんが存在したからだ。 ペットになった以上捨てられるゆっくりもいる。野生にもうんうんをしないゆっくりは放たれた。 こうして世間にはうんうんをするゆっくり(以下、既種とする)としないゆっくり(以下、新種とする)の二種が蔓延し、その軋轢が問題となった。 既種にとって新種はうんうんを食わせようとしてくる変態種に過ぎなかったからだ。 野生では既種による新種いじめが蔓延るようになったという。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/341.html
ある所に、とてもみじめなゆっくりまりさがいました。 ごはんをたくさん食べて、寝て……まだ小さいので子供はいませんし、家族ともずっと昔に別れてしまいましたが、普通のゆっくりとほとんど変わらないゆっくりライフを営んでいました。 周りのゆっくりとほとんど変わらない生活をすごしているのに、なぜこのゆっくりまりさはみじめなのでしょうか? それは、帽子をなくしてしまったからです。 ゆっくりは、生まれた時から帽子やリボンなど、何らかの飾りを身に付けています。 れいむなら赤いリボン、ちぇんならキャベツ……もとい帽子、みょんならキクラゲ……いや黒いリボン、ゆかりならドアノブ……違う。帽子、そして、まりさならとんがり帽子。 種族によって違いはありますが、必ず何かを付けています。 極めて稀な例で、とんがり帽子をかぶったれいむ等といった奇形も誕生しますが、それにしても飾りを身に付けているのには変わりありません。 ですが、みじめなゆっくりまりさにはリボンや別種の帽子すらありませんでした。 飾りは、ゆっくりが生きていくのに必要な器官ではありませんが、だからと言って必要ないものでもありません。 飾りを身に付けている事で、ゆっくりはゆっくりとして、ゆっくりできるのです。 もちろん、みじめなゆっくりまりさは、本当の意味でゆっくりする事はできませんでした。 そのため、飾りをなくしたゆっくりは、代わりの飾りを探します。 ――飾りさえ持っていれば、もうこんなみじめな思いをしなくて良い。ゆっくりできる。 その思いから、ゆっくりなりに必死になります。 探した結果、自分の飾りが見つかれば良いですが、どうしてもない時は別のゆっくりの飾りを奪ってでも手に入れようとします。 ですが、奪われた方のゆっくりにとっては、たまったものではありません。次にみじめな思いをするのは、奪われたゆっくりなのですから。 奪おうとするゆっくりと、奪われまいと警戒するゆっくり。 本来ならば一緒にゆっくりできる仲間と、そんなゆっくりできない関係になってしまうため、飾りのないゆっくりはみじめなゆっくりなのです。 みじめなゆっくりは、他のゆっくりよりもほんの少しだけ早く起きます。 近くに寝ているゆっくりがいたら、その飾りを奪うためです。 みじめなゆっくりが、洞窟に入っていきました。 どうやら、まだ寝ているゆっくりを見つけたのでしょう。ゆっくりとは思えないほど慎重に、音を立てない様に注意して入っていきます。 「ゆっ……! ゆっ、ゆー!!!」 「ゆっくりしね!!!」「しね!!!」「ゆっくりでていけ!!!」 どうやら見つかったみたいですね。 激怒したゆっくりれいむ一家に追い立てられて、ほうほうの体で逃げていきました。 母ゆっくりは限界までふくらんで、威嚇しています。石を口にくわえて投げつける子ゆっくりもいます。 目の前で子供を殺された時ですら、ここまでの攻撃はしないでしょう。 ゆっくりの飾りを盗むという事が、どれほど重大な問題なのかをうかがわせる光景です。 みじめなゆっくりは、他のゆっくりよりもほんの少しだけ早く食事を終えます。 近くに飾りが落ちてないかどうか探すためです。 先ほど追いかけられたみじめなゆっくりは、へとへとになりつつも食事を探しだしました。 この辺りは、捕食種であるゆっくりれみりゃもゆっくりフランもおらず、エサの量が多いため、みじめなゆっくりでもたらふく食べる事ができます。 「うめっ! めっさうめぇこれ!」 普通のゆっくりまりさと変わらない下品な言葉を発しつつ、たくさんの草や虫を食べていきます。 あらかた食べ終わったみじめなゆっくりは、それほど休まずに動き出しました。 食後の散歩でしょうか? 違います。どこかに飾りが落ちていないか、探しているのです。 みじめなゆっくりは、なめるように周囲を探していきます。 時には、遠出をしてでも見つけ出そうとします。とはいえ、ゆっくりなのでそれほどの距離を移動する事はできません。 みじめなゆっくりが、ゆっくりと戻ってきました。 どうやら飾りは見つからなかったらしいですね。寂しそうにうつむいています。 そんな、落ち込んでいるゆっくりの耳(あるのかは不明ですが)に、別のゆっくりたちの声が飛び込んできました。 ゆっくりまりさとれいむの集団です。このゆっくりたちは、全員帽子とリボンを付けています。 「ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくり……していってね!!!」」」 嬉しそうにあいさつするみじめなゆっくりに対し、姿が見えた瞬間、少し距離を置いてあいさつを返すゆっくりたち。 あいさつをした相手と遊んだ上、そのまま家におじゃまして一緒に寝る事もあるほどに種族仲の良いゆっくりにしては、珍しい光景です。 それもこれも、みじめなゆっくりが飾りを身に付けていないからです。 「ゆっくりあそぶよ!」 「なにしてゆっくりあそぶ?」 「ちょうちょさんとおっかけっこしよう!」 「「「ゆっくりあそぼうね!!!」」」 楽しそうに遊ぶ内容を話し合い、近くに来たちょうちょを追いかけて遊んでいます。 みじめなゆっくりと、普通のゆっくり。 一見仲良く遊んでいますが、実はお互いに非常に警戒し合っています。 「ゆ”っ!?」 「まりさ!」 「……ゆっくりころんだ!」 「だいじょうぶ? ゆっくりおきあがってね!」 「ゆっくり……ゆぎゅぅぅぅ!」 「……ゆっくりおきあがるのてつだうよ!」 「ゆっぐ、いらないから……ゆっぐり、はなれてね!!!」 起き上がるのを手伝おうとしたみじめなゆっくりを、全力で振り払おうとするゆっくりまりさ。 当然です。みじめなゆっくりは、助ける事にかこつけてまりさの帽子を奪おうとしていたのですから。 ちなみに、この時他のゆっくり達はただ眺めているだけです。 どちらのゆっくりが帽子を被るかによって相手への対応が変わるため、うかつに動く様な事はできないのです。 元々のみじめなゆっくりが弾き飛ばされ、木にぶつかって止まったのを見届けてから、また皆で一緒に遊びます。 心配して近づくゆっくりはいません。近づいたら最後、飾りが奪われる可能性があるからです。 ゆっくり達は、遠くから声をかけます。 「ゆっくりだいじょうぶ?」 「ゆっくりこっちにきてね!」 「いたかったら、そこでゆっくりやすんでね!」 「……ありがとう、でもだいじょうぶだからいっしょにゆっくりあそぼうね」 みじめなゆっくりは、優しく問いかける仲間に対してにこやかに返事をしつつ、元気に飛び跳ねながら仲間達の元に行きました。 「ゆっ! おひさまがかくれちゃうよ!」 「たいへん! ゆっくりかえらなきゃ!」 「みんなでゆっくりかえろうね!」 西日が傾いてくると、ゆっくり達は帰宅します。 夜になると、ゆっくりれみりゃやゆっくりフランといった、捕食種が現れるからです。 「ま、まって! もっとゆっくりあそぼうよ!!!」 そんな中、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら皆を引き止めるみじめなゆっくり。 遊んでいる最中はスキを見つけられなかったらしく、飾りはありません。 「ごめんね! でもゆっくりかえらないとれいむがおかあさんにおこられるの!」 「まりさもおこられるから、みんなでゆっくりかえろうね!」 ねー、と声をかけ合うゆっくり達。 みじめなゆっくりが何と言おうとも、普通のゆっくり達は聞き入れず、仲良く帰っていってしまいました。 「まっでー! もっどゆっぐりじようよー!!!」 最後には泣き叫びながら引き留めようとするみじめなゆっくりですが、皆でがっちりと固まって帰ってしまいました。 これでは、帰ろうとするゆっくりの背後から奪い取る事もできません。 結局、みじめなゆっくりは飾りを奪う事はできませんでした。 みじめなゆっくりは、他のゆっくりよりもほんの少しだけ遅く眠ります。 近くにゆっくりが寝ていたら、その飾りを奪うためです。 皆が帰るのを眺めていたみじめなゆっくりも、気を取り直して巣に戻りました。 いつまでもゆっくりしていると、捕食種の餌食になるからです。 ゆっくりと巣に戻り、巣に戻ったらゆっくりして、そのまま眠りに付きます。 「ゆぅ……ゆ……ふぅ……ゆー……ゆっ!」 完全に眠ったと思った瞬間、飛び起きてゆっくり外へと出て行きました。 みじめなゆっくりは、そのまま朝とは別の洞窟に入っていき、何も被らずに出てきました。 自分に合う飾りがなかった様です。 自分と同じサイズのものでなければ、周りから飾りとして認められません。 それでは、奪い取っても意味がありません。 とぼとぼと、みじめなゆっくりが自分の巣に帰ろうとしている最中、話し声が聞こえてきました。 「……よ、ほんとうに……」 「……ね、ゆっくり……」 何事かと恐る恐る覗いてみると、先ほどまで遊んでいたゆっくり達のうち、2匹が楽しそうに談笑していました。 どうやら巣が近くにあった様です。体をくっつけて「ゆぅ~♪ゆっ♪」と歌ったりもしています。 みじめなゆっくりが声をかけようと近づくと、話の内容が聞こえてきました。 「ぼうしないこ、ずっとれいむたちのりぼんみてたよね」 「まりさのぼうしをとろうとしてたよ」 「ぼうしなくてかわいそうだとおもったからゆっくりしてあげたのに、だめなこだよね」 「だめなこだよね、ゆっくりできないこなんだよ、あのこ」 「いやだよね、ぼうしないこはゆっくりしてなくて」 「ほんと、ぼうしないとゆっくりできなくなるんだね」 「きっと、ちかづいたら『ぼうしとるぞー!』っておいかけてくるよ」 「おお、こわいこわい」 みじめなゆっくりは、そのまま動けなくなってしまいました。 昼間に遊んだゆっくり達が、同情のみで遊んでいた事を知ってしまったからです。 その日以来、みじめなゆっくりを見る事はありませんでした。 ――いかがだったでしょうか。 帽子やリボンがないだけで、ゆっくりはこれほど惨めな思いをする事になるのです。 何としても飾りが欲しいと思うゆっくりの思いを理解していただけたでしょうか。 ただ、ここまで見てきて疑問に思われた事があるでしょう。 生きているのじゃなくて、死体から帽子なりリボンを奪えば良いんじゃないか? という疑問が。 確かにその通りです。 ですが、ゆっくりは、どれだけ惨めな思いをしても仲間の死体から飾りを奪う事は決してしません。 それをしてしまえば、皆に殺されてしまうからです。 バレない様にこっそり奪えば良いという意見もあるかもしれませんが、死体の飾りには死臭が付いているため、どれだけこっそりしていても絶対にバレてしまいます。 頭の良いゆっくりが、死臭を消すために肥溜めに落としたりした事がありましたが、そこまでしても死臭を消す事はできませんでした。 ちなみに、そのゆっくりは制裁として肥溜めに落とされ、フタをした上に重石を乗せられました。 ゆっくりにとって、飾りはそこまで重要なものなのです。 だから、ゆっくりにどれだけ腹を立て、殺したいほど憎くても、また、殺したとしても、決して飾りだけは取ってはいけません。 飾りを取った人間に対し、ゆっくりがどれほどの憎しみを抱くか……考えただけで恐ろしくなります。 ゆっくりだから大した事はないと思ってはいけません。 奴らは、飾りを取られた恨みを決して忘れず、どこまでも追いかけてくるからです。 ……なぜ私がここまで怯えるのか、不思議だったり情けなく思ったりする方がいるでしょう。 ですが、これは全て事実なのです。 奴らは、普段は鈍重でボンクラで一匹位いなくなっても気にしない間抜けどもの癖に、飾りを壊した奴の事は決して忘れません。 何が出来る訳じゃない、ただただ攻撃を仕掛けてきて殺されるだけなのに、死体の山を築き上げたとしても諦めずにずっと付いてくるのです。 私は、恐ろしい。 ……あんた、笑ったか? 出来の悪いホラーを見るような態度で笑っただろう。 いや、笑うのも分かるさ。私だって、ゆっくり程度に怯える奴がいたら、笑うさ。 でも、この音を聞いてみろよ。後ろからずっと、返せ返せって呟きながら、べちゃべちゃとついてくる饅頭どもの音をさぁ! 殺すのは簡単だよ、こんな奴ら。無抵抗に近いんだからな。ぶつかってきても痛くも何ともない。 ナイフとかのこぎりとか物騒な器具がなくても、ただぶん殴れば終わるさ。 でも、ずっとついてくるんだよ。返せ、べちゃ、返せ、べちゃ、返せ、べちゃって、ついてくるんだよぉ! 職場でも家でも風呂でもトイレでも、ずっとついてくるんだよぉ!!! ……ほら、今も聞こえるだろう? 奴らの声が。足音が! べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ ――ゆっくりを虐待している皆さん。 ――くれぐれも、奴らの飾りだけは盗られないよう、お気をつけ下さい。 ――さもなくば、彼のようになりますよ。 この話の骨子は、 316のレスを見て思いつきました。多謝。 でもなんで、こんな話になったんでしょうか……自分でも分からないです。 ところで、 863……本当に、怖くないですか?
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1872.html
※使い古されたテンプレを用いています。 「ゆっくりしていってね!」 家に帰ると下膨れの生首がいた。黒い帽子をかぶり、金色の髪をした全長が三十センチほどのそれは跳ねながら私の方 へと寄ってきた。生首が跳ねながら寄ってくるのは出来の悪いホラー映画のようで、滑稽でもあり恐ろしくもあった。 「おにいさんはゆっくりできるひと?まりさはおなかがすいたよ。ゆっくりごはんをよういしてね!」 生首が何かを言っていたが、私はドアを閉めてその場を立ち去った。 「そりゃゆっくりだな。間違いない。」 友人は私が持参した安い酒を注ぎながら自信ありげに言った。あの後私は謎の生命体がいる部屋に入る気になれず に友人宅を訪れた。 「知っているのかい。」 「今の時代にまだ知らない奴がいる方が驚きだ。新聞でもゆっくりの被害について散々取り上げている。ほら。」 渡された新聞には確かに生首らしき生き物の写真が載っていた。悪夢は現実だということに戸惑う私をあざ笑うかのよう に彼は続けた。 「ゆっくりというのはなぜか生きている饅頭だ。見た目は人の生首だが中身は餡子が詰まっていて、 人間の言葉を話す。時々食料や住処を求めて人里に出没するそうだ。新聞も読んでいないようだし、 お前もゆっくり対策をしていないんだろう。」 「どうすればいいと思う。」 「普通の人なら踏み潰して黙らせてからゴミに出すな。」 あっけらかんと友人は言った。確かにセイブツではなくナマモノであるならばそれは正しい判断だろう。説明が本当である ならば外から入ってきたそれらは落ちた饅頭に等しい。食べようと思えば食べれるだろうが、無理して食べるほどのものでも ない。でもあれを踏み潰すとなると気が引ける。口をふさいでもゴミ捨て場で暴れられては困る。殺すのは別にかまわない が衛生的で安全なゴミへの出し方はないだろうか。 私の考えがゆっくりの殺害方法へシフトしていったとき、再び友人が喋り出した。 「そういえばゆっくり処理機でもう使わないのがあったな。お前にやるよ。」 友人は手にしたお猪口に酒を注いだ。口元が邪悪に歪んでいる。おそらく、笑っているのだろう。正直、彼の こんな表情を見たのは初めてだった。 「………サンキュ。持つべきものは友達だな。」 友人からゆっくり処理機を受け取った後、家路をたどりながら思った。あれはお猪口ではなく口を針金で固定された ゆっくりだったと。今頃あれはアルコールで混濁した意識の中彼に何をされているのだろうか。 家の戸を開ける。 「ここはまりさのおうちだよ!しらないおにいさんはゆっくりでていってね!」 やはり夢ではなかった。部屋の中には生首の饅頭がいた。最初は不気味に思えた生首も今となっては処分に手間の かかるゴミとしか思えない。 「ここでゆっくりするならたべるものをもってきてね!まりさはかんだいだけどゆっくりしてたらおこるよ!」 無視して部屋の中を調べる。本棚から本がこぼれていたりゴミ箱が倒されたりしていたので、片づけておく。 「おそうじしてくれているんだね。でもはやくたべるものをもってきてね!そうしたらまりさのめしつかいにしてあげるよ! こうえいにおもってね!」 元々物が少ないせいかゆっくりの被害はあまりなかった。ゆっくりの届くところには缶詰しかなかったため、食料も 無事だった。窓から逃がしてもよかったが、他の人に迷惑をかけたらいい気分はしないのでここで処分することにする。 友人からもらったゆっくり処理機は透明な箱だった。ただし、上の面だけは鉄でできており、ハンドルの付いたネジが 飛び出している。使い方は一目見て理解した。 ゆっくりを捕まえて箱の中に入れる。 「ゆ?せまいよ!ここじゃゆっくりできないよ!はやくだしてね!」 ゆっくりがわめく。五月蠅い。私はハンドルを回していく。天板がゆっくりと降りてくる。 「はやくだしてっていってるでしょ?わかんないの?ばかなの?」 まだ自分の立場が分かっていない。はやる気持ちを抑えながらゆっくりとハンドルを回す。 「ゆっ?おかしいよ?てんじょうがおちてくるよ!ゆっくりさせてね!ここからだしてね!」 やっと気づいたようだ。大丈夫、すぐに殺したりはしないよ。そこで好きなだけゆっくりさせてあげるよ。死ぬまで。 心臓の鼓動が高ぶり、熱い血が体中を巡っていることが分かる。 「ゆぐーっ!ゆぐーっ!」 体を膨らませて必死で抵抗している。どれだけ膨らんでも押し返せるわけないのに。ああ、なんて可愛いんだ。 「うううぅぅぐるじいいいいぃぃだずげでぇぇ」 だんだんとゆっくりの形が歪んでいく。箱を倒して表情を見る。ゆっくりは涙を流しながら助けを求めるような眼をしていた。 ところどころ皮が裂けて、中身の餡子が見えている。そんな眼で見るなよ。もっと苦しめたくなっちゃうだろ。 「いばならゆぐじであげるよ………ゆっぐじだずげでね………」 この状況で助かると思っているんだ。あっけなくちゃつまらないからね。ゆっくり、ゆっくりといじめてあげるよ。 私はゆっくりを放置して戸棚へ向かうと、マッチを手に戻ってきた。 「ぐひゅー………ぐひゅー………」 もはや息も絶え絶えといったところだ。私は火をつけたマッチをゆっくりを潰している鉄板の上に落した。 「ぐぎいいいぃぃぃぃぃぃ」 ゆっくりの絶叫が響く。まだまだ元気いっぱいだね。ゆっくりしていってね。 「ぐぐぐ………げぶっ………ごぼっ…どぼじで…ごんな………」 餡子を吐き尽してゆっくりは動かなくなった。そろそろ夜が明けようとしていた。当初の目的を忘れ一晩中ゆっくりの相手 をしていたようだ。 「どうしてこんなことするかって?」 私はゴミになったゆっくりに向かって言った。 「予想以上に君が可愛らしすぎたんだ。」 朝の陽射しの中、私は友人の笑みの意味が分かった気がした。 終 後書き 「万能お兄さん」の人に憧れて書いてみた。 SS書くのって難しいと痛感した。 お目汚し失礼いたしました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3110.html
ゆっくりとした人生を送ってきました。 私には、ゆっくりしていないゆっくりなど見当も付かないのです。私は長く柔らかなコケの生えた暖かいおうちで、ゆっくりとしたまりさとれいむの間に生まれましたので、他のゆっくりを見たのは子ゆっくりになってからでした。 初めて見たゆっくりは葉っぱの包みをくわえたゆっくりれいむで、私を見た途端包みが落ちるのにもかまわず「ゆっくりしていってね!」と呼びかけてくれました。餡子に刻まれていたのか、その挨拶がとてもゆっくり出来る事のように思えた私は呼びかけに応え、おひさまの直接見えるところでれいむと並んで何をするでもなくのびることにしました。こうすると餡子の芯までぽかぽかしてくるのです。そうしてしばらく、程よくゆっくりしてきた頃にれいむは勢いよく飛び跳ね 「れいむおなかすいちゃったよ! ゆっくりごはんにするね!」 奇妙なことを口走りました。 意味を理解できていない私の目の前でれいむが葉っぱを広げると、中に閉じ込められていた黄色や赤の原色をした蛾や芋虫、百足たちが現れ、間接を折り曲げ折り曲げ体躯を操り、地獄の責め苦を味わっているかのごとくのたうち回りました。 れいむはそれに近づくとパクリと一口、食べました。目を線にして「むーしゃむーしゃしあわせー」と咀嚼し、飲み込んではまたパクリ。口の周りにリンプンと小さな翅をいっぱいにつけながら、れいむは”ごはん”を進めてゆきました。 私はその行為に何の意味も見出せず、ただ口をあけてれいむを見ているだけでした。虫とは眺めるもので、葉っぱで動きを奪ったりあまつさえ潰したりするものではないと思っていたのです。 そんな私の姿がれいむの目には腹をすかせているように見えたのでしょう。一匹、特にはちきれんばかりの芋虫をくわえると私に差し出してきました。 「ゆっ!まりさもおなかすいてるんだね。 れいむのむしさんわけてあげるから、いっしょにむーしゃむーしゃしようね!」 そう言ったれいむの口から伸びた明るい色の芋虫は、頭をもたげ私をしっかりと見据えると、ゆらゆらと威嚇するかのように首を揺すりました。とてもれいむのようなまねはできないと感じた私は自分はいいからと断ったのですが、れいむはしつこく食い下がり、ついには虫の残骸塗れの顔で口移しまでしようとし、おおきな岩の周りを何週も追いかけてきたのです。 逃げながら聞いた事を整理すると、れいむは「ごはんをたべないとゆっくりできなくなる」と思っているらしいことがわかり、自分はおうちでゆっくりしているから大丈夫だと伝えると、れいむはようやく止まってくれたのでした。 その後はまた元のようにゆっくりしていたのですが、おひさまが沈むと捕食種が来るからまた明日とれいむは帰ってしまいました。満点のおほしさまを見ずに帰ってしまうれいむは少しもったいないと思いつつ、私はひとりゆっくりしてからおうちに戻りました。 それからおひさまが3回昇った頃、私はおおきなまりさと一緒にいるれいむを見かけたので、初めて会ったときのあの挨拶をしたところ 「「ゆっくりしていってね!」」と二人一緒に返事を返してくれました。ついでれいむに何をしていたのか尋ねると 「まりさおかあさんにかりを教えてもらってたんだよ!もうごはんはひとりでとれるよ!」 恐らく、ごはんというのはこの前の虫のことでしょう。ゆっへんと胸を張るまりさの帽子にはクモの巣が引っかかり、れいむの髪の毛は埃っぽく木の枝が絡まっています。 「そうだ!まりさにも見せてあげる!れいむいっぱいかりできたんだよ!」 おかあさん、れいむが呼ぶ声に私は嫌な予感がしましたが、止める間もなくぽとん、とおおきなまりさのぼうしが落ちました。 大きな大きなとんがり帽子、その中はこの前と比べ物にならない阿鼻叫喚が繰り広げられていました。詰め込みすぎたのか共食いをするもの、相手に噛み付かれビチビチと痙攣しているもの、羽を広げ鎌を掲げるもの、首のないもの、ねばねばした巣を作るもの。 あまりの惨劇に目をそらすと、おおきなまりさの頭に瀕死の虫たちが絡まっているのが見えます。よく見るとれいむの髪に絡まっているのも虫の脚でした。 私は、もう耐えられませんでした。思えば最初、出会った時に言っておくべきだったのかもしれません。 ゆっくりしていない、と。 それを聞いた二人の様子は必死でした。 「「どぼじでぞんなごどいうのぉぉおお゙お゙お゙!? ごんな゙に゙むじざんどれるな゙んでゆっぐりじでるでじょうがぁぁああ゙あ゙あ゙!!」」 虫がいるのも構わず跳びはねたせいで、二人のあんよは緑色の汁でマーブル模様に染められ、甲殻のせいか皮はズタズタになっています。その姿を指摘すると 「「ぞんなのがんげいないぃぃいい゙い゙!! ゆっぐりはみだめじゃな゙い゙の゙ぉぉおお゙お゙お゙!!」」 何か甘い匂いのする黒いものを吐き出しながら叫びます。あまりにゆっくりしていない様子に、私には彼女たちが化け物のように見えました。しばらくすると跳ね疲れたのか、顔を垂れさせて静かになりました 「まりさ……れ、れれれれいむ、まま、ま、まりさのこと、す、すき……だったのに…… は、はじめてあったときから……すご、すごくゆっくり、ゆっくりしてて…………なのに……」 「……」 「「もっとゆっくりしたかったよ……」」 何故、今になってそんなことを言うのか。 私にはやはり、ゆっくりしていないゆっくりのことがわかりません。 だから、私はゆっくりするのです。 それはゆっくりに対する、最後の求愛でした。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/3032.html
○俺設定の塊 ○発想がしょうもないです ○虐待薄め、ほぼ皆無かもしれない。 それでよければゆっくりよんでいってね! ゆっくりに髪の毛があるなら旋毛も必然的に存在するに違いない。 本当かどうかは知らないが、人間で旋毛をずっとおさえつづけると腹を下すときいたことがある・・・。 リアル世界で友人と一度旋毛の押し合い我慢対決をしたんだが、気が狂いそうになった。 その苦痛をゆっくりにも与えてみようと思ったのだ。 幸い俺の家から少し歩いたところにゆっくりの群れが住み着いている公園がある。 緑がきれいな広い公園だ。草原地帯が多く、小川が流れていたりするのでバーベキューとかピクニックのおかげで休日は人だらけさ。 小川のせせらぎをききながら天然の草原、表現を変えると芝生だな、うん。寝転んだらとても気持ちいい。 ゆっくりが住み着くのも理解できないことはない・・・って長いよ! さァて、苦情がきちゃうからそろそろゆっくりを探しに奥のほうへ探索だァ!! 「きょうもいっぱいゆっくりするよ!」 「ゆーん!ゆっくち~♪」 「しゅごいゆっくちできりゅとこりょだにぇ!」 拳サイズのゆっくりがいるな・・・まりさとれいむの子供か。 れいむといったらやはりつがいはまりさなのだろうか。 まあいい、さっそく捕まえるよ! 「ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」 「ゆっ?おにーさんはゆっくりできる人?」 「ああ、ゆっくり、とてーもゆっくりできるよ、お近づきのしるしにほら、クッキー。」 「ゆーん!!とてもゆっくりできる人だね!」 「とくべちゅにまりしゃたちのゆっくちぷれいしゅでゆっくちしちぇもいいよ!」 「れいみゅにもちょーらいにぇ!」 「「「む~しゃ、む~しゃ、しあわせー!!!」」」 クック・・・本当に警戒心のない奴等だ。 まあ、害獣と指摘されてる程大量に生息しているからなぁ。 虐待お兄さんもさぞ嬉しかろう・・クヒッ!! 「もっといっぱいちょーだいね!」 「ああ、いいとも。それより先にお兄さんの質問に答えてもらってもいいかな?」 「ゆっ?」 「つがいのまりさは今どこにいるのかな?」 「ゆっくり狩りにでてるよ!!」 「おちょーしゃんはしゅごいかりがじょうずだよ!」 「ゆっくちそんけいしちぇにぇ!」 うーん・・・やはり家族の目の前でするからおもしろいんだよなぁ・・・ 仕方ない、こいつらも手なずけたから巣で待ってようかな。 「まりさが帰ってくるまで君たちの巣でゆっくりしてもいいかな?」 「巣じゃないよ!おうちだよ!ゆっくりていせいしてね!ぷんぷん!」 きめえ、まじできもい。半端ないよ、このやってやった感が叩き潰したくなるなマジで・・・ 「はは、ごめんごめん。おうちに案内してね!」 「ゆっくりりかいしたよ!でもクッキーが先だよ!」 「しょうだよ!」 「れいみゅたちのおうちにはいりたかったらかんぜいをはらっちぇにぇ!」 関税ってなんだよ。入場料か?いや、ややこしい。 ゆっくりよりかは頭がいいとはいえ、俺も頭が悪いほうだ。考え事は嫌い。考えるのをすぐやめるよ! 「はい、ゆっくりたべてね!」 「「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」」」 青年移動中 ・・・ withゆっくり 「ここがれいむたちのおうちだよ!すごいでしょ!ゆっへん!」 「わーすごいすごい。」 何がすごいんだか、ノーマルな洞穴じゃないか。 「ゆっ!!!れいむゆっくりしすぎなんだぜ!もうかりもおわってるんだぜ!」 「ゆーん!さすがまりさだね!すごいよ!」 「ゆ・・// すりすりするな・・・なんだぜ・・・//」 おい、お前ら俺の存在をわすれてイチャイチャしやがって。 しかし任務完了は目前。行動に移すのみ。 とりあえずれいむとまりさの髪をつかんで袋に入れる 「ゆっ!?いたいよ!ゆっくりおろしてね!!」 「ま、まりさのきれいな髪をつかむんじゃないんだぜええ!!」 あかちゃんが少ないな、2匹か。 まあいい、少ない理由なんて知ったこっちゃねえよ?ゆっくり俺の家まできてね!! 青年移動中...... 「ゆっくりただいまー!!!!」 と誰もいない家に向かって叫ぶ、ルンルン気分さ☆ とりあえず、今回の収穫を一立方メートルの大きい透明な箱にいれる。 盟友のスペシャルアイテムさ!!極限までストレスを与えた極上ゆっくり10匹と引き換えにつくってくれた。 いくら透明な箱が馬鹿売れしてるところでこの箱には敵うまい 「はやくここからだすんだぜ!!ここじゃゆっくりできないんだぜ!!!」 「そうだよ!はやくおうちにかえしてね!!ぷんぷん!」 「れいみゅおうちかえりゅー!」 「ゆっくちできにゃいよー!!!」 「ごめんごめん、クッキーを上げる約束をしてただろう?家にしかなかったんだよ。ほら。」 「ゆっ!!そんなのでゆるすとおもったら大間違いだよ!!むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」 「ゆーん!れいむのおなかさんがゆっくりできるよ!!」 「ちあわちぇ~♪」 「ゆゆーん!」 さすがは餡子脳といったところか、このまま作業にはいる。 作業といっても簡単さ。 成体サイズのゆっくりがちょうど1匹はいるようなサイズの透明な箱に成体ゆっくりをいれる あとは長さを調節できる棒。洗濯物を部屋干しするときに使うものを想像してくれるとわかりやすいだろう。 あれをちょうど箱の天井にぶつかって圧力がかかるぐらいに調節。つっかえ棒だね!! これで旋毛にクリーンヒットさ! おっと、そうだ。旋毛を探さないといけない。 動きを封じるために透明な箱にいれるべきだな。動き回られたらめんどくさい、労力はあまり使いたくないね。朝でこりごりさ 「ゆっ!?ゆっくりできないよ!!うごけないいいいいいいいい!!!」 まあ、当然の反応だな。 一番奥の右の角にセットしよう。旋毛は・・・・お!あった!!これかな。まあいいや、突き立ててみよう。 「ゆぎっ!!?」 あとは長さを調節して・・・っと。完成!!! 「ゆっ!?頭のてっぺんが重たいよ!!」 「れいむになにしたんだぜ!!ゆっくりしないではやくかいほうするんだぜ!!」 「大丈夫さ、これはマッサージといって頭のツボをおさえることでトップアイドル級のゆっくりになれるんだよ!」 「ゆっ・・・れいむがんばるよ!!まりさのためにがんばるよ!!」 「れ、れいむぅ・・・///」 なにデレデレしてたんだよ気持ち悪りぃな。ま、そんなの真っ赤なウソなんだけどね☆ 通じるなんてさすが餡子脳!!万歳といったところだな!! 「おとーしゃんおなかしゅいたー・・・」 「おとーしゃんのとってきちゃごはんをたべちゃいよ・・・」 ん?赤ゆっくりを放置したままだった 騒がれてもたらまんからゆっくり食べるよ!! 「赤ゆっくりたち、ご飯あげるからゆっくりお兄さんの手の上にのってね!」 「「ゆっくちりかいしちゃよ!」」 「「ゆゆ~お空をとんでるみちゃい!!」」 「ありがとうお兄さん!いっぱいあげてね!」 おお、感謝までされてる、救世主お兄さん!!といったところか! まあ、食べるんだけどな(笑) さすがに野生を踊り食いする気にはなれない。 俺もそこまで変態じゃない。 ゆっくり水で洗おう。 「ゆ~ん!ひやひやしてきもいいいにぇ!」 「そうだにぇ!」 今のうちにせいぜいほざくがいいさ 作業に入る。 まず鍋に水をいれる。 ゆっくりを菜箸に紐で固定して、その菜箸を鍋に架け橋とする。 ミョウバンの結晶を作った実験を思い出してくれたらうれしい。あんなかんじでつるす。 水につかったら溶けるから水につかない寸前でとめる。 これで目の前に水を晒され続ける恐怖におびえるがいい!! それだけじゃつまらない、もちろん加熱する。 水蒸気で蒸す + 恐怖 + 最終的には沸騰したお湯の中にいれてお汁粉 これでかつる!! 「ゆっくちはなちちぇにぇ!!」 「こわいよー!おうちかえりゅー!!」 5分後。薄めに水をいれてるので完全に沸騰した。ゆっくりはもう熱さで悶えてる 「「ゆ"っ!ゆ"っ!」」 ックゥwwwwwwこの苦悶に満ちた表情がたまらんwwwwwwwwwwクヒッwwwwwwww ッハ!!いかんいかん、変態になるところだった。俺の理性はルナティック。そんなちょっとやそっとのことでつぶれたりしない。安心してくれ! 落とすッ!!ついにこのときがきたぜェ!!ヒャッハァ!!! 「ゆっ"っ!!ゆ"わ"ッ!!!」 たまらん!!やばい!!!ヒャァァッ!!!一気にかきまぜる!!!!!!!! 食べる!パクッ!!!あつい!!!うまい!!!!!!!あまい!!!!!!!!!!!!!はふっはふっ!!!!!ぶひぃい!!!うめええええ!!!! ッハ! 2匹じゃ量がすくないな、うん。これからは植物型出産のやつらを選ぶか。 こいつらは胎生だっただろう。 甘さで満足できたからいいや。親のもとへ戻ろう 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっぐしでいってね!!」 ん?なんか濁って聞こえたぞ。まあ気のせいだろう。クヒッ!!! 「あかちゃんたちはどうしたの!!」 「満腹になって向こうでゆっくりすーやすーやしてるよゆっくり」 「ゆっくり安心したよ!!ありがとう! それよりれいむをどうにかしてあげてね!!たいへんたいへんだよ!」 おお、これはいい、もう効果が現れてる30分ぐらいか。 「ゆひぃ!!ゆひぃ!!あだまがおがじいよ!!いだいよ"おおお"おおおお!!」 「れいむううううううしっかりしてね!!!まりさがここにいるよ!!」 「ばりさああああ!!でいぶがんばるよおおおお!!!!」 っけ、勝手にやってろ。 それじゃあレッツ☆観察☆タイム ~~~~~~~1時間後~~~~~~~~~~~~~ 「ゆひぃ!!!ひゃばあ!!!げぽぁ!!!」エレエレエレエレ・・・ 「でいぶうううううううううううう!!!!!!じっがりじでえええええ!!!!!!」 餡子を吐き出し始めた感じだな、だが密接した壁に妨げられて外へは出ないようだ。 これは予想してなかった効果を発揮してくれた!! なんか意味のわからんことをいいはじめたし。 続けて観察する ~~~~~~~2時間後~~~~~~~~~~~~~ 「ゆぎっ!ゆ"っ!!!ぶべらっ!!!ぶびっぶびっ!!!」 「おにいざああああん!!でいぶをだずげであげでよお"お"お"お"お"お"お!!!!」 おかしくなってる。いい出来具合だ!キマってるぜれいむ!! アイドルはこうじゃないとな!!クヒッ!!!! 「まりさ、ここでやめてもいいのかい?れいむはやめたくないみたいだよ、あの顔をみて、すごく喜んでる。」 「おにいざんのばかあああああああああ!!!よろこんでないいいいいいいい!!」 「ちがうよまりさ、ゆっくりは最高にゆっくりできて喜んでるときはああいう風になるんだ。わかるな。」 「ゆ"う・・・ゆっぐりりがいじだよ!!!ゆぐっ・・!!」 理解したくなくても言い聞かせれば餡子脳がそういう命令を下してくれる! 餡子脳☆万歳☆にゃんっ♪きゃひっ! ~~~~~~~~3時間後~~~~~~~~~~~~~~~ 「でで!!でいぶの"!あだあだ!!あだぶへぇ!!くひっ!!ひゃひゃふばああ!!いひひっひッヒ!!」 これはもうだめだな・・・見てられないわ・・・・ごめん。中断。 「でいぶぎれいだよ!ゆっぐりじでるよ!がわいいよ!まぶじいよ!ずでぎだよ!」 まりさも壊れたか?それとも言い聞かせてるのかな。 赤ちゃんのことはもう頭にないんだろうな。 俺も飽きたからそろそろおうちかえすー! 「もうおうちかえっていいよ」 俺はそういってれいむのつっかえぼうをはずし、腕に抱えた。まりさも腕に抱え、さっきの公園へと足を運ぶ。 「で!でいぶぅう!!ぷかぷかじでるんだべえ!!ばふぇえ!!ばがるだ!ぶべっぶべ!!」 「でいぶがわいい!ずっぎりじようでね!ずっずっ!ずっぎりー!!でいぶぎれいだよ!がわいい!」 いかん、はやく運ばないと俺が変な目で見られる・・・クヒィッ!!!!クッ!!! わざわざ巣の近くまで足を運んで群れに帰してあげた。 まあ、あれじゃすぐにのけものにされるだろうけど(笑) 赤ちゃんの事も頭にないだろう、両方とも壊れていた。 それと旋毛じゃなくても1点を突き続ければできそうな気がしてきた。 でもまた試すのはめんどくさいなぁ。 ゆっくり死ねた赤ちゃんがせめてもの救いだったということか・・・・ ○あとがき的な何か 記念すべき2作目! 思いついてから3時間程度で書き上げてしまった・・・ 文章も改行もめちゃくちゃ、本当に書きなぐりです。すいません。 なんかこう、虐めてないなぁ・・・もっとダークな感じで虐待できるように日々精進します。 ゆっくりの言葉が異常に読みにくい・・・次回から漢字を使ってかこう。 語彙力と文章力がほしい・・・特訓だ!! これを読んでくださっているかもしれない皆様の優しさに泣いた ○今までに書いた何か ゆっくりいじめ系2279 ゆっくりをグレイズさせてみた byゆあパラダイス
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3196.html
ゆっくりいじめ系1912 ゆっくりちんちんを求めて 1よりつづく そうして、2匹はうちの実験場に来ることになった。 きてからも、まりさはめーりんをクズとよびエサを独占したり、 棒でなぐったりを続けていたが、母めーりんが悲しむため捨てることはせずに躾を行ったのだ。 子供と大人の中間の大きさになった後、めーりんを棒で殴った時は、10倍の回数を棒で殴り、棒を刺せば、針を10回刺す。 エサを独占した罰は10日間飯抜きなどの10倍返しを行ったのだった。 結果、暴力面では、おとなしくはなったが、めーりん種への暴言は続いていた。 しかし、暴言の度に制裁をしたために、暴言をはかないようなっていったのである。 めーりんの体の硬さとまりさ種のリーダーシップに期待して交配をさせた。 しかし、ゲスしか生まれず加工所への処分の寸前に、だぜ言葉を気に入った愛出さんにもらわれた過去をもっている。 元ゲスでありながら、かなりの躾を受けたまりさは、評判がそれなりに良かった。 結果、ゲスを矯正するブリーダーとして私は、有名になり躾教室が収入源のひとつになっている 実験の方は、めーりんの精子餡と他の種と交配させたが、しゃべれるめーりんは生まれたことはなかった。 現在、めーりんには、ふらん種の母役を頑張ってもらっている。 余談だが、まりさがめーりんとあった時の対応は面白かった。 まりさは、ふらんを怖がりすごい卑屈になりながらふらんに遊ばれたのであった。 死の恐怖とはいえめーりん譲りの硬い体で助かっておきながら、母めーりんを馬鹿にするとは、許せる事ではなかった。 オレは、りぐるがいると髪の毛ごと帽子をぶち破ってやった。 「ばりざのかみがぼうしが、じじいはしねええ」 と叫ぶが、少し餡子の見える穴にリグルがいた気がしたので、 例の草を液状にしたものを注射器の中に入れると消毒のために、針が真っ赤になるまで火で炙り頭に差し込んでやった。 「ゆぎゃああああああああああああああああ!?ゆぎぃ! やめるうだぜ!」 ジューと言う音がなったが、それと共にりぐるが何匹も口から出てきたのだった。 気にせず同じように頬や背中に一回ずつ火で炙って5箇所を刺した。 4回目当たりからりぐるが出なかった気もするが気にしないことにした。 口の中に何かが見えたので引き抜くことにしてやった。だが、間違えて舌をちぎってしまったようだ。 最終的に10箇所に注射を刺され、炙った針による制裁、もとい消毒を受けたまりさはぐったりしている。 母めーりんのために命は奪わないでおいた。内心で満面の笑みを浮かべてオレは愛出さん達へ 「この草をつければりぐるは、襲わないらしいですが、体内のりぐるを出すのにはこれしかなかったのです。 口に薬草を入れた場合には、りぐるが口以外から皮膚を突き破って逃げる可能性もありました。 舌を抜いたのも、りぐる達が外に逃げやすい様にするための処置でした。(これは嘘) 最悪、母めーりん譲りの皮の硬さが原因で、皮を破れずに中の餡子だけを食べられてしまう可能性もあったのです。 愛出さん、ぱちぇ、れいむには、乱暴に見えたようで申し訳ありません。 まりさもごめんな。でも、母めーりんの皮のおかげで外部に怪我がはひどくなくてよかったな。今度、母さんに会いに来いよ」 と形式上の謝罪をいれるのであった。 「ぷんぷん、ぼうしのなくてゆっくりできない、クズめーりんのこどものまりさとはにどとあそばないよ」 とれいむがいっているの聞いて、こいつは、潰しとばよかったかと少し後悔をしている。 まりさは愛出さん家では、爪弾きになるだろうとも思った。 「ごめんよ、まりさゆっくりできるようにお母さんに返してあげるからね」 「むきゅー・・・しかたないわね・・・」 と愛出さんとぱちぇは、れいむの言動からまりさを私に返却する気のようだ。 「ふずふぇーふぃんひゃふゅぎゃんひゃひゅっひゅふぇふはい」 訳(くずめーりん や ふらんは、 ゆっくりできない) まりさが何か行ってるが、母めーりんと血のつながらない妹のふらん種達との生活を思っていのだろう めーりん譲りの硬い体のおかげで、さぞゆっくりできることだろうと思った。 商品のアイデアを思いついためーりん種との交配によって皮膚の硬いゆっくりをつくるのだ。 そして、れみりゃ種やふらん種のおもちゃに発売できないだろうか、狩りの練習や遊び道具に最適かもしれない。 しかし、親のめーりん種が子供の扱いを知ったらかわいそうだなと考えていた。 その妄想を破るように、紫のゆっくりが私に話しかけてきた。 「用事は終わったかしら、これから群れの説明をしようと思うのだけどいいかしら」 と紫のゆっくりが話し始めた。どうやら、漢字や句読点の使い方から知的な種(たぶんゆかりん)だと感じた。 「ああ、ゴタゴタがあって挨拶が送れてすまない。私は、ゆっくりブリーダをしてるものだ。 同行者は、彼が愛出さんとその友達のれいむとまりさとぱちぇだ。 ここにはいないがるーみあと話しをしている職員さんとゆゆこのリーダーに会いに行った鬼意山がいる。 私達の目的は、ゆっくりちんちんにあうことなのだが、ゆっくりちんちんについて教えていただけないだろうか?」 というと彼女は、私に対して群れの仲間達について答え始めた。 「理解してると思うけど私はゆかりん。ちんチンチンの参謀をしているわ」 やはり、彼女は、ゆっくりゆかりんであるのか実物をみるのは初めてなので驚いた。 「横のは、らんといって私の右腕として活躍しているわ。 あなたがだいてるちぇんは、らんの可愛いハニーとの子供でその子を含めて7人いるわ。 ゆゆこは一人しかいないからリーダーとかはいないけど守備隊長という意味ではリーダーといえなくはないはね。 ちるのとだいようせいの夫婦がひとつで子供は、両方の種類が5人ずつで合計12人いるわ。 ゆうか種は、ほとんど一人づつで暮らしているけど5人で野菜やお花を提供してくれるわ。 みょんは、守備隊所属よ。赤い目だから捨てられたり殺されかけた処をゆゆこに拾われたのが10人いるわ。 れてぃは、数は1人よ毎年、代は変わるのだけど。防衛隊の壁役でいざという時の隠れ家になってくれるわ。 るーみあは、ご飯を取れないで泣いてる姉妹が5人ほどちるのと一緒にかえってきたわ。 めーりんは、家族ごと10人でやってきたのよ。門番のつもりらしいけどいつも寝ているわ。 りぐるは、緑の髪のお兄さんが、大人を二匹連れてきたわ。だけど気づいたら大人は50匹に子供はわからないほどいるわ。 現在の群れの構成はこんなところかしら」 とゆかりんは私達に、群れの状況を説明してくれた。 だが、私達の目的のゆっくりちんちんについて教えてくれないのでもう一度、質問することにした。 「私達の目的は、ゆっくりちんちんにあうことなのだが、ゆっくりちんちんについて教えていただけないだろうか? あと、チンちんちんとは何者なのだ?」 「あなたは、私が何故ちんちんについて話さないか理解できないようね。 夜を待ちなさい。そうすればすべてがわかるのだから、その時、チンちんちんにも会えるようにしてあげるから」 理解のできない部分もあったが、私は、ゆかりんの答えに概ね納得した。 それに、普通の人間3人だけでは、これほどの希少種を中心の群れを相手に勝てるかは怪しかった。 ゆうかのドススパーク、赤い目のみょん、れてぃの太ましさ、ゆゆこの食欲、りぐる種の恐怖である。 しかも、これだけの知識を持ったゆかりんがいるのだ。 誠意をこめて話せばわかってくれる可能性は高いと信じて交渉にもって行くことにした。 ドスがいた時やリーダーが優秀な時の交渉のために持ってきたゆっくり用のお菓子と野菜を渡した。 だが、このゆっくりの数では食料が足りないかもしれないと感じてひとつの作戦を考えた。 2週間の食料を、半分譲っても帰り行程の三日は問題はないだろうと考えて自分の食料も半分を渡すことにした。 「そうか、ありがとう。これはつまらないものだが野菜とゆっくり用のお菓子だ信用の証にもらってほしい。」 「あなたは、お友達と違ってゆっくりの境界を越えてしまえるようね。夜を楽しみに待っていなさい。」 私だけというところが引っかかったので、言いかたを変えることにした。 「いや、これはここに来た全員分の誠意なんだ。そのことを理解してもらえないだろうか?」 「そうなの、でも境界を越えれるのは、あなただけみたいよ。」 よくわからないので、質問をすることをやめる事にした。 野宿場所は、川から歩いて10分ほどの群れが小さく見える丘をゆかりんに指定された。 ここならば、観察に問題もないだろうと考えて了承することにした。 ふんどし一丁ですっぱいベトベトの姿になった鬼意山が帰ってきって、必勝祈願のための断食だと意気込んでいた。 るーみあと加工されたくないと話し続ける職員さん。 ゆっくり達に今日のことを謝る愛出さん。 誰も手伝わないので、夕食の用意を何故か一人でやりながら昼のことを思い出していた。。 「でも境界を越えているのは、あなただけみたいよ。」 という言葉に何かを感じながら私は夜まで待ち続けた。 愛出さん、鬼意山、職員さんとの違いとは、境界とはいったいと考えながら、 膝の上の子ちぇんや遊びに来ためーりんやゆっくり達にご飯を分けてあげたりしてる。 考え疲れたためか、ここは、まるで楽園みたいな場所だと感じていると、愛出さんが何ともなしに話しかけてきた 「もうすぐ夜ですが、チンちんちんとはどのような姿なのですかね?やはり、ひよこまんじゅうの形なのですかね?」 「天・天・天・天・天・天・天を目指す」と指をつきに向けて鬼意山が叫ぶ。 「加工所のために頑張っているのに、今回、チンチンがいなければ私は加工される。」 「そーなのか、まけずにがんばるのだ」 と職員さんとるーみあがはなしてる。私は、るーみあも可愛いなと思った。 「あの、ゆかりんですが、彼女の知識ならば、リーダーとして他の群れに言っても問題なくすごせるはずです。」 「ああ、ゆかりんかわいいよ 少女臭…」 愛出さんの対応が面倒なので無視することにして話を続けた。 「なので、相当な知識か特殊能力を持った変異種か、最初の『チン』という言葉からドス系の巨大種ではないかと考えています。」 「でいぶーは、あがじゃんがでぎだいがらだになっぢゃっだーーーー」 「ふぉにーしゃんちにふたひんふぁぜふふぁんはおふぉあいふぁぜ」 訳( おにいさんちに いたいんだぜ ふらんはこわいんだぜ) 「むきゅー、いまおもいだしたは、チンちんちんは会うのはすごく、こうえいなことだっておばあさんのおばあさんのおばあさんの・・・げほー」 「うんうん、わかるよーチンちんちんはすごいんだよ」 「あかまらー。しんのちんぽ」 「ゆっくりくろまく。チンちんちんはもっとくろまく」 「あたはさいきょー?よ。なにかちょうだい。チンちんちんよりさいきょーよ」 「ちるのちゃん、チンちんちんのことをそんなふうにいったら駄目よ」 「JAOOON、EMPEROR」 「こぼね、ちんちん食べたい」 というか、人間は私の話を聞いてない気がする…まあ、いいかゆっくりの答えが楽しいから。 と鬼意山と職員さん以外は楽しい時間を過ごしている様だった。 そんな団欒の途中だった。どこからとも無く鼓膜が破れるかと思うほどの鳴き声が聞こえてきた。 「「「「「「「チンチンチンチンチンチンチンチン」」」」」」」 驚きのあまりご飯を落としてしまうとまりさがそれを食べ始めてりぐるも飲んでしまい苦しがってる。 気にせずに声のほうに向かっってみると、百はくだらないであろう鳥の群れが空に現れたのであった。 まさか、こいつらは、ゆっくりちんちんを食べにきたのだろうかと思い周りを見てみたが鳥以外は何もいないので驚いた。 しかし、よく見てみると鳥の正体が、昼間は動かずにいたゆっくりちんちんであることに気づいた。 ちんちん達は、空から勢いよく川に潜るといろいろな川の生物を取っているようである。 見た感じでは金魚やコイやタニシやフナなどの水産物が積まれている。 そんな中ひときわ大きなチンチンがいた2メートル以上の大型である。 そのちんちんは、川から上がってくると口から大量のヤツメウナギを吐き出したのだった。 赤い目のみょんが、ヤツメウナギや魚を木製のカッターナイフの様なものでさばいてる姿が見えた。 そこに、ゆゆことれてぃがきて、すごい勢いで内臓を食べ始めたのだ。 ただ、れてぃはりんごや木の実などを代わりにおいているように見えるのは気のせいだろう。ゆっくりにそんな知能がある訳がない 「気のせいではないわよ。あなたの考えてる通りの物々交換よ。ゆゆこは、隊長給料としてタダで食べているけど」 そのこえに、ハッとして横を見ると昼間のゆかりんが横にいた。 ちるのは、魚や生き物を凍らせている姿が見える。目の錯覚だろうかと疑問をゆかりんに尋ねようとすると 「ご名答、冬用の非常食にするわ。内臓は、先に食べて腐ったものからゆうかの畑の肥料かりぐるのエサにするのよ」 ゆうか種はひまわりの種や花や野菜、他の種もそれぞれの食べ物を出してるようだ。 その間にも漁や物々交換は続いていく。 そんな中、数種のゆっくりがどこかに食べ物運んでるようなので追いかけようとした。 「ごぼね」とゆっくりゆゆこに行く手を阻まれてしまった。 虐待百戦錬磨の鬼意山の勝てない相手に私が勝てるわけもないので私はあきらめた。 ただ、いくつかの魚を大きな木の筵に日干しにするように見えたのは、何故だろうか? 「それも正解よ。長持ちする魚は、冬の非常食になるわ」 「ゆかりんに質問だが、あの大きなゆっくりちんちんがチンちんちんなのか?それとこの流れ作業を考えたのは君なのかい?」 「最初の質問は正解よ。あの方がちんチンチンよ。後半の質問は不正解」 「ならこの作業をかんがえたのは誰だというんだ?ぱちぇ種かドスかゆかりん種以外の誰が思いつくというのだ?まさか人間?」 「答えはあなたが考えなさい。私から言えるのはそれだけよ。 ただ、ここにいるのは、皆、迫害されたり嫌われたり忘れられたゆっくりばかり・・・ そして、皆から隠れて生き続けているのよ。もしくは誰も知らない存在となってしまっているかもしれない」 「確かに、個人研究者の私の知らない希少種が多いのは認めるが、それがどうしたというのだ。 君達は、虐待もされずに自然の中で幸せに暮らしているのではないのか? 疑問を言わしてもらえれば、あれだけの魚は、人間でもめったに取れる量ではないそれを君達はとっているではないか? あの量を毎日とれば水産資源は枯渇してしまうほどの量だぞ」 「虐待はされないようにしているだけよ、あなた達が連れてきたゆっくりたちがどうなったかをおぼえている?」 連れてきたゆっくり達が、りぐるに食い殺されかけていたことを思い出した。 「もし、あなた達人間がいなければどうなっていたと思う?たぶん私達の物々交換の材料にされていたでしょうね」 確かによく見れば、物々交換の中にゆっくりの死体がいくつかあることに気づいた。 「あと、資源の枯渇の問題もないはあそこをみてていればわかるわよ」 その言葉に、私は、ゆっくりちんちんの群れが半分以下になってることに気づいた。 そして、川には流されていく溶けかかったゆっくりちんちん達が何匹もいることに気づいた。 「チンチン、チンチン、チンチン、チンチン」などいいながら川を流れているものもいる。 生き残った何十匹は、互いの体こすりつけ始めたのだが、、それには無理があった水で濡れた状態のまんじゅうがこすれあった結果、 彼らの首は、折れてしまったり餡子がこぼれたりして死んでいく姿に、思わず大声を上げてしまった。 「あいつらは、何をしているんだ自殺行為をしてるぞとめなくていいのか!?」 と言って体が勝手に動いてしまい思わず止めようとするとゆかりんに止められた。 「いいのよそれでちんちんは、満足してるのだから彼らにとっては、最初で最後の狩りなのよ。 あとは、自分の子孫を仲間たちに任せるだけなのよ」 「何を言っているんだ子孫を残すだって・・・ということはまさか子供が生まれているのか」 自分の言葉に、自分で驚きゆっくりちんちんのいた辺りを見渡してみた。 死んだちんちんの場所には、いくつかのうずらの卵らしき物体が落ちていた。 卵を産んでも生き残ったちんちんは、何回もすりすりを続けている。 死体は、捕食種に食べられていく、瀕死のすりすりできない個体はお食べなさい。 という意味なのだろうか「チンチン、チンチン」と言って食べられている。 残ったのは、数百個の卵と大きなチンチンであるチンちんちんだけだった。 「チンチン、みんなのタマゴは、チンちんちんたちがせきにんをもってそだてるからしんぱいしないでね」 そういうとチンちんちんは、その場に、残っていた食料の大半を食べ始めた。 その様子を群れのゆっくり達は、食力旺盛なゆゆことれてぃも含めてじっと見守り続けているのである。 結果として残ったのは、氷付けにされた保存食と干物のもとになる魚の残りカスだけが残っていたのである。 そして、いくつかのちんちんの死体は残されているがどういうかとなのだろうか。 そんなことを考えてると空から、強い突風と共に何かが降りてきた。 目の前には、体長2メートルから3メートルになったチンちんちんがいた。 形状は、したぶくれというよりは半円を下に少し長くして、 胴体の左右には、ペンギンの羽らしき物をつけて目は二本の縦線のような感じである。 口は鳥の特有の形をしているが、饅頭ではなく堅めのクッキーか何かに見えた。 「チンチン、にんげんんさんこんにちわ、ちんは、チンちんちんたちだよ。ゆっくりチンチンしていってね」 「今日は、色々ゆっくりさせてもらった、こちらこそ、本当にありがとう。」 「きょうは、みんなとチンチンしてくれてありがとうね。むれのみんながたのしそうだったよ」 「・・・今の行動は、どういう意味があるか教えてくれないかなちんチンチン」 「チンチン、おしえるよちんたちは、ふつうのゆっくりにくらべてみずにはつよいんだよ。」 やはり水には、強い種類だったたのか、だが死んでいるのは何故なんだと思っていると 「でも、あまりながいじかんみずにつかることができないんだよ。だから、ごはんやはんしょくをまとめてやることにしているんだよ」 「ここの群れの連中なら、普通のゆっくりのように狩りをすればいいではないか?それも難しくはないだろうに」 「たしかに、ちんたちのむれは、みんなつよいしゅぞくがおおいかもしれないよ。 でもねにんげんさん、たとえば、 ちんたちは、かわをおよげるけどおさかなさんにあしからたべられてしまうんだよ。 そらには、とりさんたちがいておそわれてしまったりたべられてしまうんだよ ほかのゆっくりには、『チンチン』しかいえないし、かたちがちがうっていじめられていっしょにくらせないんだよ」 なるほどゆっくりちんちんの個体数が少ないのには、そんな秘密があったのかと思った。 「だから、ゆっくりできないといわれてかわいそうなみんなとむれをつっくているんだよ。 ゆゆこは、ひとりがさびしいんだよ。 けど、ゆゆこのすむばしょにふたりいるとごはんがなくなるからひとりでしかくらせないからかわいそうなんだよ。 みょんたちは、めがあかいだけで、いじめられたりころされてかわいそうなんだよ ちぇんは、ふつうにくらせるのにこのむれにはいってしまいかわいそうなんだよ。 らんは、からだがついたせいで、しっぽをゆっくりやにんげんになんかいもとられてかわいそうだったんだよ。 ゆかりんは、くさいからみんなからきらわれてしまってかわいそうだったんだよ れてぃは、ほんとうはやさしいのにおおきくていっぱいたべるから、みんなにこわがられてかわいそうなんだよ。 ちるのとだいようせいは、ちるのが?だからかわいそうなんだよ。 るーみあは、ゆっくりをほしょくできないのにほしょくしゃだからってきらわれてかわいそうなんだよ。 めーりんは、おにいさんいはいわなくてもわかるよね。 ゆうかは、はなをそだてたり、すごいことをしてるのにまわりがりかいできないからかわいそうなんだよ。 りぐるは、もとになったおにいさんにまでみすてられてしまってかわいそうなんだよ」 「わからないよ、ちぇんだってみんなといないとさびしいんだよ。かわいそうじゃないんだよ」 とちぇん達が、チンちんちんの言葉に泣き始めたが、話は、終わっていないようだ。 「でも、ちぇんは、みんなのためにがんばってくれてうれしかったよ。 だから、なかないで、それにここのむれのみんなはすごいよわいんだよ。 みんな、つよいかもしれないけど、ほんとうはよわいこばかりなんだよ それで、ひとりはさみしいからみんなですむことにしたんだよ だから、このもりは、みんなでたすけあおうとおもったゆっくりだけがくらせるばしょなんだよ。 れいむやまりさふらんやれみりゃもきたことは、あるけどわかってくれなかったんだよ。 ちんちんやめーりんを、いじめたりぶつぶつこうかんがりかいできなっかたりしてね。 ぱちぇは、からだがよわすぎたよ。 りかいはしても、はんしょくのひにショックでしんでしまったよ。 きめぇまるは、ここのことをりかいしてだれにもいわないやくそくをしってかえっていたよ。 だから、このむれのみんなだけでしかくらせないんだよ」 なるほど、この群れのできた理由は納得ができた。だが、疑問は残る。 「だったら、この卵はどうするんだ。どう考えてもお前らだけでどうにかなる数では無いだろうに?」 「しんぱいしなくてもだいじょうだよ。ちんはせきにんもってそだてるよこれでさんかいめだからね。 3年以上は、こんな行動が行われたと言うのか、何故、誰も知らないのだと疑問に思ったの質問を・・ 「ふぁー、ねむいからちんはどうくつにもどるよ。ゆかりん、あとはたのんだよ。」 「わかったは、ちんチンチン。またあとで、会いましょうね。」 というと、ちんチンチンは、数百個の卵を口に入れてどこかにいってしまった。 私が、あとを追おうとすると周りが真っ暗になり何も見えなくなってしまった。 「あなたは、ちんチンチンの力で鳥目になってしまったわ。それと、るーみあの力であなたの周りを暗くしてしまったわ。」 「なるほどそれが、お前等の持ってる奥の手ということか?」 ゆかりんは、それに答えずにいた。仕方ないの待っていると何処かからか、ゆかりんの声が聞こえてきた。 「私達は、これからここを離れるけど何か聞きたいことはある。」 質問なのいくらでもあるが、最初の質問は決まっている。 「ゆっくりちんちん達が残した卵は、赤ゆっくりの卵なのか?それをチンちんちんたちはどうするのだ?」 「あなたを信じて話してあげる。ご名答、ちんちんが残した卵は、赤ゆっくりの卵よ チンちんちんは、赤ゆっくりが大きくなる来年まで巣で面倒を見続けるわ。 私も、巣の場所は知らないけど、一度も巣からは出ないらしいわ。 チンちんちんだけは、水に何度も入っても大丈夫だから保存食と干物は夏になってから 毎日、作ってたわ。それを巣に持って帰ったようだから来年の春までは帰ってこないと思うわ。 あと、このことは、他言無用よ。あなたに一人の子ちぇんをあげるから連れて行きなさい。」 私は、こいつらがかわいそうでしかたないと思った。それに私自身も、彼等の為に、何かをしてやりたかった。 ちゃんとした環境を作ってやれば、人間との共生が可能だとゆっくりちんちんたち種に感じたからである。 そして、それに似た気持ちを、この群れ全体に感じたのである。 そして、私は、大声で叫んでいた。 「本当に困った時は、オレの家に来い。みんなまとめて面倒を見てやるからな」 その瞬間に、私は眠さのあまり意識がとおのいていくのであった。 「これから、裏切られても純粋さを失わないで」 それは、誰の声であっただろうかはわからなかった チンチンという声が遠くから聞こえる気がした。俺が住む環境を作ってやれば、そうすればこいつらは・・・・・ 次の日に、いろいろとゴタゴタが起きたのだが、ゆっくりには、関係ないことなので割愛しておく。 そして、私は帰る準備を行い同行者とその仲間にお礼を言って帰ることにした。 同行者3人は、それぞれの理由でもう少し残るようだったが気にはしなかった。 家に着くと、この一週間がすべて夢のように思えてしかなかった。 チンちんちんについては一切触れずに簡単なレポートをまとめる事にした。 ゆっくりちんちんの事は、以下の二つの考察をまとめておいた。 ゆっくりちんちんには、人を眠らせる力があるかもしれない ゆっくりちんちんには、人を引き寄せる力を持つものがいる それに、旅の内容を加えてレポートにまとめた。 これで繁殖所の資金は、手にはいるので観察や実験ができるなとおもった。 両親に、旅の終わったことを報告すると自宅に帰った。 周りには、「ゆっくり豪邸」「ゆっくり成金」などといわれている自宅兼研究所についた。 ゆっくり達にかわったことないかを確認して私は布団に入ったのだ。 『でも境界を越えれるのは、あなただけみたいよ』 あの声は、聞こえたが怖くないし忘れる事にした。 次の日に、大工の棟梁に頼んだ。養鶏所を基に考えたゆっくり繁殖所も冬前に完成するといわれた。 だが、ゆっくりを捕まえる気がしないので来年の春までゆっくりすることにした。 さて、ちぇんやらんと遊ぼうと思い自宅にむかった。 【あとがき】 ゆっくりちんちんが酔っ払いに「うるせー」といわれて潰されるだけの子ネタが、なぜこんなことに・・・ ゆかりん中心、主人公虐めになってしまった。 ちんち○とかにするか悩みましたがたが「ちんぽ」と叫ぶやつがいるのでちんちんと開き直りました。 次回作の名前は決めています。「ゆっくり養ちん場」です。 あと、同行者の仲間やちんちんの死体の行方は「ゆっくりちんちんその後」で書きます えっ、ちんちんはみすちーじゃない2次創作・・・・気にしたら負けです。 あと、こんなのでよければ、好きに食べたり虐待したり設定変更してやってください ちんちんのたまごは、かも○のたまごかチョ○エッグを考えています。 こんな駄文に付き合っていただきありがとうございました。 かいたひと=ゆっくりちんちんの人